北岸ズクナ師

You can't disappoint me, I can't disappoint me either.
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ヒンシュクを買いやすい社会?

一品食べ物を持っていく集まり-というのがあります。

中華系の人たちは、春巻きだの肉まんだの餃子だの、軽く手作りで持ってきます。もちろん餃子は皮も手作り。キウイの中には果物(丸ごとを持ってきて切る)や袋菓子を持ってきておもむろに盛り付け始る人もいます。マフィンなど焼いてくる人もいます。
ここまで手が込んだものとその反対のものを持ち寄っても、誰も肩身が狭かったりひんしゅくを買ったりしません。
白いご飯だけを大皿に持ってきた人も見たことあるし、うっかり忘れていっても、問題なしって感じです。
ふと思い出してみると、日本でこういった集まりがあったとき、事前に電話で「ねぇねぇ、来週の○○、何持ってく?」と確認しあい、適当に皆からかけはなれないよううまく調整していたのかなと思う。

なんだろう。なぜか分からないけれど、ちょっと怖くてできません。「ひんしゅく」を買いそうで。

以前のイラクで人質になって解放された人達も、日本では随分「ひんしゅく」だったようです。

ブログで失言でもしようものなら炎上とかいう形で。失言でなくても、大勢で個人や数人を火祭りにしてみたり。

団体としての日本人に怖さを感じてしまうので、NZで暮らしていてもグループだとかには所属してないのです。個人レベルでは付き合いがありますが。

そういえば、小学校低学年の頃、学級会で指されて何か言ったら、やんややんやの騒ぎになり、泣いてしまったことがありましたが、あれも今思えば炎上みたいな感じだね。そういう経験を何回かして、私はすっかり大勢の前で話すことができなくなりましたが、NZに来てからのほうが、英語の分、思ったように表現できないながらも、自由に意見を言えるようになった気がする。たぶん、怖い思いをしてないからかな。

始終周囲の空気を読みながら暮らすのは、息苦しい感じがしてしまう。かと言ってここぞとばかりに猛攻撃されたりするのも勘弁って気がするし。

あぁ、でも周囲の空気を読むからこそ、ここぞと炎上に加勢するのだし、周囲の空気を読んでばかりでストレス溜まっちゃうからどこかで発散する必要がでてくるのかな。どちらにしてもあまりハッピーではなさそうだなぁ。
author : zukunashi | comments (0) | trackbacks (0)

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