北岸ズクナ師

You can't disappoint me, I can't disappoint me either.
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あぶく銭はどうしても身についてくれない

なぜなぜなぜ~?と思うが、私には「棚ぼた」や「あぶく銭」や各種臨時の予定にないインカムが本当に身につかない。
身の丈に応じた内容に強制相殺されてしまうのか。
世の中には実力相当以上に手に入れている人たちも多数見受けられる気がするが、どうも私は無縁らしい。それならそれでいいんだけど、強制相殺がほぼいつも、それもすぐにあるので、絶対宝くじなんて買おうと思わない。万が一当たったらと思うと恐ろしいほどだ。
携帯は使用頻度が低いので、わざわざ契約するほどでもないかと思い、プリペイ携帯を使っている。
先月、サービスプロバイダからメールが届き、「○日までにリチャージすれば、1.5倍になる特典にあなたが選ばれました!」と書いてあった。オットに聞いてみたら、オットには届いていないとのこと。
ラッキー!とばかりに、普段なら$20ずつリチャージしているところを、$50リチャージした。残高が$80以上になった。こりゃ、来年まで使えるな~、なんて思っていたのです。

ところが、先程携帯でオットと話し、オットも私も電話を切ったのだが、どういうわけかつながったままだったらしく、端末から「リチャージしてください」のメッセージが聞こえてきた。$80に羽が生えて飛んでいったようだ。

いつもどおりに$20のリチャージにすれば、$10のお得なだけだけど、羽が生えて飛んでいくのも$35ぐらいだったことだろう。それ以前にこんなことは起こらなかったのかも。うぅ、少々欲を出したばっかりに。。。

オットに電話した用件は、年始年末にかけてオットの両親+叔父叔母がやってくるので、宿泊先を予約に行っていて*、どんな部屋がいいか確認したかったのだ。
その宿でAA(JAFみたいなもの)のメンバーディスカウントがあり、9泊×2部屋に対して総額$130.50の割引をしてもらえた。因みにこの金額はAAの年会費とどっこいどっこい。

なんだかこれにも羽が生えて飛んでいってしまいそうな気がしてしまう。
なぜならこういうことはこれまでも非常に頻繁に起こっていて、「お、ラッキー!」のすぐ後に大体同規模のアンラッキーに見舞われることになっている、即相殺人生なのだ。例を挙げるときりがない。
なので突如としてお世話になった人たちに大盤振る舞いをしてみたりして、自主的にお得ポイント残高を減らそうと思い立つことがある。入ってくる予定のない収入を得て、羽ばたいていかれてがっかりするぐらいならば、どこかに寄付した方が困っている人たちの役に立つ-と寄付してみたり。羽ばたいていかれるぐらいならばいいけれど、事故だとかそういう相殺もアリなので。

こういう考え方は、妙かもしれない-と時々思うんだけど、かれこれ20年ぐらいそんな経験をしていると、なんか根付いちゃうんだよね~。いや、本当に変じゃないかと思うけど。

*ウチの現在のゲストの定員は2名。大人1名+子供2名も滞在したことがあるが、寿司詰め状態だった。
author : zukunashi | comments (0) | trackbacks (0)

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