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外へ出て行くということ

早いもので、日本から戻ってきて 3 週間になります。ようやくリズムを取り戻した感じです(遅いって)。

現在、日本の会社と直接やりとりすることはありませんが、台湾の会社とならあります。

台湾の方から話を聞いてみると「残業は当たり前」「長期休暇なんか取れる雰囲気じゃない」「自宅に仕事を持ち帰るのも結構ある」という感じで答えてくれました。

労働に関しては日本と同じような感覚かも、という印象を持っています。

そう考えると日本でエンジニアとしてやっていけている人たちであればこちらの会社でも十分やっていけるということだ。逆は成り立たないが。

カナダ人にも辛い日本の労働環境

御意。

言葉 (英語) を壁と感じる人はいるかもしれません。

ただ、ことプログラマーに限って言えば、すでに専門用語として英語を使っていると思います。

英語でも jargon は、課題になってくる部分だと思いますが、IT 関連の分野はその多くがすでに馴染みのものばかりです。

これは他の分野に比べて、英語圏で就職する上で有利な点だと個人的に感じています。

なのにどうして、もっと日本のエンジニアが外に出て行こうとしないのだろうか。我慢強すぎなのか。

カナダ人にも辛い日本の労働環境

我慢強すぎ……どうでしょう。

うまく言い表せないのですが、私が日本で働いていた頃、周りの人たちがその雰囲気に浸っているように感じたことはあります。

「今月 * 時間残業しちゃって嫌になっちゃう」とか「忙しい、忙しい」と言葉ではいいながらも、なんか誇らしげな感じ。

日常的なものを変えていくというのは、それなりに力が必要です。残業とか無理な仕事のスケジュールが常態化してくると、そこから抜け出そうというのが難しくなってしまうという気もします。

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