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MacBook Air が発表された

MacBook 使いとしてはやはり気になる新型ラップトップ、MacBook Air が発表されました。

[画像]MacBook Air © 2008 Apple Inc.

ご近所 (?) さんでは、あちらのお方が購入を決められたようです。なんですが、書いていいのか分からないので、保留。[2008.02.07 追記]公にされていたので修正。

数値だけではその薄さがまだ実感できないのですが、かなり薄いようです。……というか、薄く感じるようにデザインしている、という感じでしょうか。

重さは 1.36Kg。日本で売れているようなサブノートクラスの PC から見ると、驚くほどの重さではないかもしれません。

「フルサイズキーボード搭載」という時点で、サブノートクラスのサイズ・重さは厳しいと思います。日本市場だけをターゲットにしたマシンではないと思うので、サイズ・重さに関しては妥当なスペックだと個人的には感じています。

Apple からリリースされたラップトップという観点で見ると、1.36kg は文句なく最軽量です。そもそも 2.0 kgを切るものが、かなり久々で、私の記憶が確かならば、PowerBook 2400 以来となると思うので、9 年ぶりでしょうか。

シングルスピンドルマシンも PowerBook 2400 以来だと思います。SSD を使ったノンスピンドルマシンは Apple ラップトップとしては初。

日本では、以前から Apple からの軽量ラップトップが待望されている印象がありましたが、PowerBook 2400 の失敗があってから、これまでなかなか 2.0kg を切るようなラップトップマシンは出ることがありませんでした。

そんな中、世界的にもラップトップの方が売れるという状況になって、軽量ラップトップもいけるという流れになってきたと Apple が判断したのでしょうか。

Power Mac G4 Cube のような尖ったデザインのマシンだなという印象を受けました。ラップトップマシンとしてのまとめ方・見せ方は良くも悪くも Apple (というか、スティーブ・ジョブス、ジョナサン・アイブら Apple 首脳陣) らしい感じがします。

MacBook Airは10年ぶりに出た新時代のiMacだ!!という意見には、なんとなく同意なんですが、ひとつだけ気になったのが、その設定価格。

これが 20 万円を切っていて、MacBook の価格帯にかぶっていれば、印象ががらりと変わっていたんじゃないかと思います。価格という面で iMac とは、若干立ち位置が違うような印象を受けています。

光学式ドライブをばっさり削ったのは、賛否あるかと思うのですが、個人的には案外いけるんじゃないかと思っています。

実は、ここ半年ばかり所有していた MacBook の光学式ドライブが全く利用できず、図らずも光学式ドライブなしのラップトップを体感していました。

光学式ドライブがなくても、案外日常の作業はこなせました。意外と光学式ドライブないと辛いって状況は少ない。

MacBook Air は、無線 LAN などの周辺技術を利用して、光学式ドライブがないという部分をカバーしているようなので、その点で「光学式ドライブなし」は大きな欠点ではないと思います。

しかしながら「CD から iTunes に音楽を取り込みたい」とか「以前のバックアップデータを確認したい」とか、ちょっとしたことでストレスを感じたのは事実で、個人的にはやっぱり光学式ドライブあった方がいいなぁとは思っています。

ちなみに私個人としては、現状のラインナップで、MacBook と MacBook Air のどちらを選ぶというのであれば、MacBook になるでしょう。

  • MacBook をほぼ毎日持ち歩いているが、重くて難儀したという印象がない。
  • メモリ・ハードディスクドライブのアップデートが容易である。
  • なんと言っても安く、コストパフォーマンスが良い。

結局のところ「ちょっと高いなぁ」というのが一番感じてしまったところでしょうか。

もっとも実際 MacBook Air を目にして手にしたら、印象ががらりと変わってしまう可能性は否定できません。そのぐらい外観的なインパクトはあります。

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