恐怖!算数のテスト
学校・教育・お稽古事 | 2007.07.01 Sunday 00:12
何度か書いたが、NZでは5歳の誕生日で小学校へ入学する。
なので、娘は昨年の4学期から小学校に通っている。
(4学期制で新学年には年初に上がる。4学期は10月初旬からクリスマス休暇に入るまで)
こちらの小学校には教科書がないらしい。よく分からないが、少なくとも低学年にはないようだ。なので、学校で何をやっているか娘に聞かない限り分からない。
その娘も5歳児なので、その説明には抜けや間違いもある。
学校で何を教えているのか分からないのに、ときどきどうやらテストをやっているらしいことを昨年末知った。年末にテスト用紙が返ってきたのだ。年末には成績表ももらった。
娘が4学期、小学生になって最初の2ヶ月でやった算数は・・・
なので、娘は昨年の4学期から小学校に通っている。
(4学期制で新学年には年初に上がる。4学期は10月初旬からクリスマス休暇に入るまで)
こちらの小学校には教科書がないらしい。よく分からないが、少なくとも低学年にはないようだ。なので、学校で何をやっているか娘に聞かない限り分からない。
その娘も5歳児なので、その説明には抜けや間違いもある。
学校で何を教えているのか分からないのに、ときどきどうやらテストをやっているらしいことを昨年末知った。年末にテスト用紙が返ってきたのだ。年末には成績表ももらった。
娘が4学期、小学生になって最初の2ヶ月でやった算数は・・・
簡単そうなもの→数字の7を書く。その下に花の絵があり、花びらを数える。(花びらが7枚ある)
難しそうなもの→16-8、18-9、など繰り下がりを含む引き算(でも全部答えが半分になるもの)
と難易度の幅が広く、これ以外に時計の読み方(正時のみ)、半分(1/2)、図形の認識、などがあった。
尚、娘の行く学校では1~2年は読み書きを中心なので、算数の宿題はない。また時間割を見ても算数は週に2回程度。
この滅多にやらない算数の時間で、あれもやりこれもやるのだ。どれも1度やったら、次にやるのは大分先となる。
更に!これが問題なんだけど、先生がチェックして×をもらった問題については教えてもらえるのか娘に尋ねたところ、放置なのだそう。これは他の学校に通うお子さんを持ったママ友と話したときにそうだったので予期はしていたが。
×をもらってきた問題は、家でやり方を教えてあげないと、次に(大分先だけど)やるときに、また間違える可能性大。
なのでフォローしてやりたいが、いつなにをやっているかを把握しきれていないため、「娘からの聞き取り調査を元に、進度を想像しながら教える」というなんとも妙なやり方をしている。なにしろ、ちょっとしか学校で教わっていなくてもテストには出る。
先日も娘が「今日、学校で算数やったよ~」というので、時期的にテストかもしれないと思い内容を尋ねてみた。
「難しかったよ~。84+4とか37+4(おいおい繰り上がりアリじゃん)とかやったんだよ。」尚、この2問以外は2+8など足して10以下の問題だったそうで、構成に首をかしげる。
その前の週は「2+3」とかやっていたのに、テストでそれはないだろう~!
家で教えておいて良かった~と安堵したのであった。
こんな状況なので当然間違える子はいて当たり前。あとは親のフォローにかかってくるのだ。
スイス人ママ友が「教えるのは先生の仕事だから任せておけばいいのよ~」と言っていたが、そんなことしていたら、永遠に同じ問題を間違え続けかねない。実際にそういう子もいるし。
こう書いていると、「5歳から足し算引き算を始めるなんて、NZって早期英才教育~?」と誤解する人もいるかもしれない。
NZでは、特に都市部のオークランドでは同じ年でも能力差が大きく、娘の行く小学校の新入生~1年生のクラスには、
英語→鉛筆もちゃんと持てない。アルファベット書けない子から数ページにわたる作文(仮定法なんかも入っているので、would等のスペルの困難な単語も入る)を書ける子までいる。
算数→数字を書けない、10までの数を指を使って数える子から掛け算九九を暗唱できる子までいる。
当然、先生は大変だと思う。1年生で掛け算九九を暗唱する子もいれば、九九をマスターしきれないまま小学校卒業を迎える子もいる。
こんな具合なので、授業は公文みたいにその子のレベルに合ったプリントをやる形式が多いようで、教科書があったとしても、皆で同じことを習えるとは思えない。
学校は入学するなり9時~3時までと長時間過ごすので、それ以外の時間帯、友達と遊んだり、お稽古事に行ったり、宿題をしたり、その他読み書きそろばんをしたりする。結構多忙な一年生だ。
注)NZの掛け算九九は12の段まで。
難しそうなもの→16-8、18-9、など繰り下がりを含む引き算(でも全部答えが半分になるもの)
と難易度の幅が広く、これ以外に時計の読み方(正時のみ)、半分(1/2)、図形の認識、などがあった。
尚、娘の行く学校では1~2年は読み書きを中心なので、算数の宿題はない。また時間割を見ても算数は週に2回程度。
この滅多にやらない算数の時間で、あれもやりこれもやるのだ。どれも1度やったら、次にやるのは大分先となる。
更に!これが問題なんだけど、先生がチェックして×をもらった問題については教えてもらえるのか娘に尋ねたところ、放置なのだそう。これは他の学校に通うお子さんを持ったママ友と話したときにそうだったので予期はしていたが。
×をもらってきた問題は、家でやり方を教えてあげないと、次に(大分先だけど)やるときに、また間違える可能性大。
なのでフォローしてやりたいが、いつなにをやっているかを把握しきれていないため、「娘からの聞き取り調査を元に、進度を想像しながら教える」というなんとも妙なやり方をしている。なにしろ、ちょっとしか学校で教わっていなくてもテストには出る。
先日も娘が「今日、学校で算数やったよ~」というので、時期的にテストかもしれないと思い内容を尋ねてみた。
「難しかったよ~。84+4とか37+4(おいおい繰り上がりアリじゃん)とかやったんだよ。」尚、この2問以外は2+8など足して10以下の問題だったそうで、構成に首をかしげる。
その前の週は「2+3」とかやっていたのに、テストでそれはないだろう~!
家で教えておいて良かった~と安堵したのであった。
こんな状況なので当然間違える子はいて当たり前。あとは親のフォローにかかってくるのだ。
スイス人ママ友が「教えるのは先生の仕事だから任せておけばいいのよ~」と言っていたが、そんなことしていたら、永遠に同じ問題を間違え続けかねない。実際にそういう子もいるし。
こう書いていると、「5歳から足し算引き算を始めるなんて、NZって早期英才教育~?」と誤解する人もいるかもしれない。
NZでは、特に都市部のオークランドでは同じ年でも能力差が大きく、娘の行く小学校の新入生~1年生のクラスには、
英語→鉛筆もちゃんと持てない。アルファベット書けない子から数ページにわたる作文(仮定法なんかも入っているので、would等のスペルの困難な単語も入る)を書ける子までいる。
算数→数字を書けない、10までの数を指を使って数える子から掛け算九九を暗唱できる子までいる。
当然、先生は大変だと思う。1年生で掛け算九九を暗唱する子もいれば、九九をマスターしきれないまま小学校卒業を迎える子もいる。
こんな具合なので、授業は公文みたいにその子のレベルに合ったプリントをやる形式が多いようで、教科書があったとしても、皆で同じことを習えるとは思えない。
学校は入学するなり9時~3時までと長時間過ごすので、それ以外の時間帯、友達と遊んだり、お稽古事に行ったり、宿題をしたり、その他読み書きそろばんをしたりする。結構多忙な一年生だ。
注)NZの掛け算九九は12の段まで。
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