北岸ズクナ師

You can't disappoint me, I can't disappoint me either.
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My daughter stole my pot

嘆いていたのは知り合いの50代の男性、ホニー(仮名)。
my daughter とは彼の11歳のお嬢さんで今年からintermediate schoolの学生。
potとは、これではなく、オランダでは合法の葉っぱの俗語。

ひっくり返るほど驚きはしなかったが、やはり小学生から手を染めている子はいるんだなぁ、と改めて。

北岸市内でも2年ほど前に、あるintermediate schoolで 
麻薬犬が校内の調査に入るの入らないのということがあった。

ホニーの話を、キウイママ友に話した。
「目を見れば分かるわよ。彼の目は glossy だった?瞳孔も大きめだったりするのよ。」
glossyな目ってどんなだろう。潤んでいる感じかな?と思ったが違うらしい。

次にホニーに会ったとき、何気なく目を見てみた。

確かになんか違う! 表現するのが難しいが、魚の目にあるゼラチンみたいなのがのっている感じとでも言おうか。瞳孔まではチェックできなかったが(そんなにジロジロ見れないよね)。

それとは別件で娘のクラスメイトではないが、一度遊びに来たことのある女の子の両親のことを、知り合いの大学生(その家に行ったことがある)が「あそこの親二人共吸ってますよ~」と言っていた。

その話もそのキウイママ友と話したが、そのキウイママ友のお嬢さんはその女の子と同じクラスだったこともあり、よく知っているらしく、「少しも驚かない」と言われた。

中にはその子の家に自分の子供をスリープオーバー(お泊り)に行かせている友人もいるが、私はちょっとなぁ~と思う。

だっていっしょにいたら受動喫煙になるし、ひょっとしたら売買の現場なんかも目撃するかもしれないし、そこの家は年の離れた兄姉がいるので子供達だけを家において親は出掛けてしまうかもしれない。(評判の無責任系だし)
10代後半の彼らがそこでパーティーを始めるかもしれない。それはどんなパーティーか。

よくあるのが、自分の子供達に小遣い銭をやって売らせることだ。最初は子供でも買えるようとても安く売るらしい。常習者になったらお得意様ができたも同然。次第に高く、よりヤバイものを売ってくるが、子供達には買える値段じゃないので、恐喝や泥棒などに手を染めていく-というシナリオだ。そしてこのシナリオは小学校から始まってしまう。もちろんどの学校もという訳ではない。

ただ生徒数数百人の小学校、その約倍ほどの保護者の中に1人もdruggyがいないというのは楽観的すぎる気がする。
その女の子は、別に乱暴者でもないし、宿題はやっているかどうか怪しいけれど、とりわけ目くじらを立てるような言動もないいい子だから(今のところは)、娘も特に警戒せず仲良くなる。

いつ、どこで、どんなふうに娘がこういうものに出会ってしまうか分からないが、いつかは出会う機会があるのだろう。

こんな小さいうちからでもアンテナを張って注意して、分別のつかない年齢で知らないうちに中毒になったりしないようにしなくては・・・というのは日本の大半の家庭ではしなくてもいい心配であろう。

ストレスらしきものがほとんどないNZ暮らしでも、少しは悩んだり気を揉んだりするのだ。
author : zukunashi | comments (0) | trackbacks (0)

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