北岸ズクナ師

You can't disappoint me, I can't disappoint me either.
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モノづくり 

またもやEspresso Diary@信州松本さんのブログを読んでいて、太字部分に頷きまくっていた先月仕事中の私。ようやく遠い記憶を頼りに記事を掘り出してリンク。(記事内太字は、私が勝手に強調したもの)

日本ほど成熟した社会であれば、とくに「モノづくり」にばかりこだわらず、もう少し金融やサービスの比重が高まっていても良さそうなもの。金融業やサービス業だって立派な職業のはずですが、どういうわけか日本では「モノづくりこそが大事だ」という主張を、不思議なことに製造に携わっていない人が主張することが多く、そのわりに技術系の大卒者の待遇が良いとは言えない状態です。私は、日本の高齢化が進んだ結果、日本人の自己イメージが高度成長の追憶に偏ってしまい、このような現象が起きているのではないか?と考えています。

Espresso Diary@信州松本:金利を下げる国。上げる国。据え置く国。 - livedoor Blog(ブログ)



そうそう!と思っていたところに、日本電産の社長が思いきった発言を。

本当にモノづくりが大事だなんて、いったい誰が思っているんでしょうねぇ。
「百姓は生かさぬよう、殺さぬよう」の時代から何も変わっていないらしい、日本の大事なモノづくり業界。セーフティネットが貧弱ゆえに、「会社辞める」→「路頭に迷う」になりそうな不安な気持ちをうまく利用できる。
あの発言をNZの企業の社長がしたら、従業員は一斉に辞めて、転職するか福祉のお世話になるだろう。そんな大量の人を福祉がさばききれないかもしれないけど、世論も従業員の見方をするだろうな。とりたててモノづくりが大事と主張している国ではないけど、人権については行き過ぎのくらい主張するから。
author : zukunashi | comments (0) | trackbacks (0)

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