北岸ズクナ師

You can't disappoint me, I can't disappoint me either.
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個別対応の嵐

日垣隆氏の父親のすすめを読んで「!」ときたこともあって、多大なエネルギーを要し、リスクも大きい割に、得られる物が小さいこともありうる全体に対する対応(社会なり会社なり学校なりの大きな組織)は、ちょっと置いておいて、個別対応の方に力を注ぐここ数ヶ月となっている。



特に、今年は娘の担任が大ハズレだったこともあり(これを書き始めたら長くなってしまうので、改めることにするが)、娘の算数や水泳はとりあえず自分で教えたりしていた。

だが、来年度のクラス分けを決める今月になって、来年の3,4年生の担任に新しい先生(シニアレベルの経験者らしい)を雇うことになったと聞いた。今年、新しい先生で蓋を開けてみたらびっくりの展開で大いに失望した私は、父親のすすめから、1学年に当たりの先生は一人ぐらいしかいないと見て、その当たりの先生を自分の子供の担任にすべく学校側に働きかける-ことにした。
会ったことも話したこともない新しい先生は、ひょっとしたら当たりかもしれないが、未知数なので来年はパスしたい。
(現在、本が手元にないので、原文引用はまだ後日)

早速、校長に会うアポをとり出掛けた。5月にやってきた新しい校長は、思ったより話しやすい人で、来年度の名簿を持ってきて、すでに私が指名したかった担任のクラスに娘が入っていることを確認してくれた。
担任の指名なんて生意気だよな~とこれまで思ってきたのだが、校長は、「ご両親がその先生を気に入っているということは、とても重要なことです」と言った。
確かにもっともなのだ。
今年は大ハズレだったため、途中までは娘の前では先生について否定的なことを言わないようになんて気をつけていたが、到底無理と気付き、「先生といえども間違った事を言ったりしたりする」ということを教えるようになった。でっちあげのリスペクトでは1年もたなかった。

だから、親が先生を気に入っているということは、それなりに信頼をしていることでもあり、大事だ、うんそりゃそうだ、と納得。

翌日、キウイママ友に校長と話したことを伝えると、
「今週の木曜日に、だれそれのお母さんも校長と会うアポをとっている」
「このあいだの、だれそれの誕生日パーティで会ったお母さん方は、皆校長に会うと言っていた」

と雪崩のようにでてきた。

いろいろな人が、「それは担任に言うべき!」「校長に言うべき!」「英語ネイティブママと一緒に行った方が、話を聞いてもらいやすい」などアドバイスしてくれていて、前学期はそのキウイママ友が「校長と話すなら私も一緒に行ってあげるわよ」と言ってくれていた。

ただそのキウイママ友が言い添えてくれた「でもそこまでのリスクをおかしても、アチーブメントは小さいものの可能性が高い」ということにも大いに同意していた。

なので、私は今年のハズレ担任を改善させようなどという、ハイリスク・ローリターンが見込まれることはせず、個別対応で乗り切り、来年の担任に当たりの先生をお願いすることにしたのだ。

皆、同じことを考えていたようで、来年は絶対同じ先生にならないよう、校長に断固主張に行ったのだろう。

個別対応も皆がやると、それなりの騒ぎになり、大きな動きにつながるのかもしれない。あんまり期待してないけど。どうせ首にしたりはできないのだから。
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