北岸ズクナ師

You can't disappoint me, I can't disappoint me either.
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木の家具がますます好きになる

元々、木の家具、それも白やら黒やらでペイントしていない、木目を活かした家具が好きでしたが、日本にいたときはスペースや予算の都合でプリント合板ものばかり使っていました。(カナシー)
NZに来てからも、最初の賃貸住宅では「どうせ引っ越すから」と日本から持ってきたものに最低限のものを買い足した「間に合わせ」で過ごしていました。
昨年、ここに引っ越してきて、築50年の木の家に住むようになり、「やはり木の家具でしょう!」と買い始めました。そうは言っても住宅ローンのある身、予算が厳しいので、もっぱらネットオークションの Trade Meで漁ってました。その中に$81(約6000円)で落札した応接セットがあります。1970年代製(先生曰く)のパイン材布張りの1人用×2、3人用×1というセットです。これのうち1人用×1は、落札した時には含まれていなかったのですが、引き取りに行ったときに「セットのものだけど壊れているの。要る?」と聞かれたのでしっかりもらってきました。
その後1年半ほどガレージにしまわれていたのですが、ついにこの度生まれ変わってベッドルーム用の椅子になる予定。

実はこの週末は、家具の修復コース(Furniture restoration) に行っているのです。めっちゃ楽しいです。高校の技術室を使ってやっているのですが、工業高校かと思うくらい工具が充実していて、見ているだけでもワクワクしてきます。そこは市内でも御三家に入る進学校ですが、家具製作も習えます。

今日は、塗装を剥がす途中まで。明日は電気サンダーを使ってもっと作業を進めます。でも塗装を剥がすところで時間切れになることでしょう。
その後は、自分で布を買って張り替えて、木にニスを塗り、組み立て直すという工程が残りますが、10月に子供が小学校に上がるので、それからですね。

因みに、今回のこのコース、コミュニティエデュケーションと言って、地域の公立高校の施設を夜や週末に利用して行われる市民講座なのですが、迷ってしまうほど本当にいろんなコースがあります。
オットは今月、週1の夜のコースで「Basic Home Maintenance」に通っています。

ずくがないズクナ師、予算はもっとないので、手入れされたアンティークや、新品は買えない。たまにはずくを出すとしましょう。傷がついても染みがついても、削ればきれいな面が出てくる木の家具。何代にも渡って使われて、愛されるのだもの。
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