北岸ズクナ師

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日本の銀行、不満な点

信州で英語教師をやっているアメリカ人やオーストラリア人たちに言わせると、「日本の銀行は、とても先進国とは思えない」んだとか。言われてみれば、メガバンクの支店でも英語で金融商品や手続きを説明しているような光景は見たことがありません。

Espresso Diary@信州松本:東南アジアの足音。



顧客満足で大手行が10位圏外に・日経金融機関ランキング

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Espresso Diary@信州松本さんの話に頷きまくる。
次回の訪日時、口座開設を検討してみようっと。
でも外国居住者でも口座開設できる銀行っていくつもあるのかな。3年連続1位の新生銀行はどうだろう。それまでに調べておこう。
私は銀行マニアじゃないので、利用したことのある銀行も限られているが、その範囲で、且つ私の記憶の範囲での不満。
日本で利用した銀行:三菱東京UFJ三井住友JNB
NZで利用した銀行:ANZKiwibankHSBC

不満その1:海外居住者口座開設
NZだとパスポート持って行けば、海外居住者でも簡単に口座が持てる(要予約の場合あり)。海外居住者は、利息にかかる税金もたったの2%(日本へ送金する時、金利や為替差益に対して20%課税されるんじゃないかな)。三菱東京UFJ銀行だと可能だが、グローバルダイレクトという便利なサービスは、電話でも確認してみたが「海外赴任者」向けのサービスで、移住者へは提供されていないとのこと。

不満その2:海外への送金
今のところ、円→NZ$送金はゴーロイズ、円のままこちらの円口座へ送金する時はANZを利用している。これだと実家の家族に書類と身分証明を郵送してもらって、私がインターネットバンキングで指定口座へ送金することで、どうにか送金が可能。三菱東京UFJ銀行でも海外送金先を登録しようと申し込んでみたところ、登録用紙に同封されていた紙に「ご記入いただきました書類は、最寄の旧東京三菱店にお持ちください。」とのこと。実家の最寄は旧三和なので、家族に頼むにしても、車で20分程度のところまで足を運んでもらわないといけない。大体、いちいち家族に頼まないといけないのが、不満。HSBCだと、ネットバンキグで送金画面を開くと、送金先のプルダウンメニュの選択肢に、"Overseas beneficiary" というのが選べるようになっている。

不満その3:送金予約がインターネットバンキングでできない
今月末にいくらどこそこに振込み、という予約がインターネットバンキングでできない。これは不便。あと、毎月○日にどこそこにいくら振り込みという設定も、公共料金等以外だと少なくとも画面上からできない。

不満その4:英語で明細がもらえない
インターネットバンキングで最大2ヶ月分の明細が画面上から印刷可。英語で明細がもらえるか尋ねてみたが、不可能だった。日本のメガバンクの中では海外業務に強そうなのに。インターネットバンキングのインタフェースも日本語のみだし、銀行のwebサイトもEnglishをクリックすると、とたんにIR系の情報が主となり、アカウントホルダー向けとは思えない。

不満その5:英語の残高証明が有料(2002年当時)
ANZ東京支店、野村證券は、無料でちゃんとしたものを発行してくれた。三井住友銀行は、1口座毎に料金をとり、手書きのメモみたいなものを発行してくれた。スペルの確認すらしないので、ミスもあった。

不満その6:ATMの時間外利用が有料
これは新しい銀行では無料のところもあるみたいだね。NZでは無料。なので夕方駆け込む人たちで混み合うことはない。

不満その7:ジョイントアカウントは今もないのか?
夫婦名義の口座とか、今も持てないんだろうか。


グローバライゼーションとかいう言葉、無縁のようなメガバンク達。預金高ばかりが世界トップランクでも、サービスはお世辞にも褒められたものではないと感じるのだ。
情報収集が至らない点大いにアリなので、ここだったら!このサービスだったら!というのがあったら、是非教えてほしいです。よろしく。
author : zukunashi | - | trackbacks (0)

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