北岸ズクナ師

You can't disappoint me, I can't disappoint me either.
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自分が好きか???

たまに日本のニュースで、

児童に「自分が好きかどうか」を尋ねて、
「やや嫌い」「嫌い」のパーセンテージが他国に比較して高かった

と言っていたりする。

大人達はどうなんだろう。
自分のことが好きでない人たちが、自分や他人を大切に思うのは無理な話で、
いじめ、自殺、虐待、自傷行為、等など様々な形で自分や他人の心や体を傷つけてしまうこともあるかと思う。矛先がどっちに向くかだけの違いで。

凶悪事件の加害者達の経歴などを目にすると、子供時代に家族なり級友なりにひどくいじめられたりして、これじゃ十分なセルフ・エスティーム(self-esteem)が形成されなかったかもなぁ、と思うことがある。だったら何してもいい、って訳じゃなくて。

自分のことを好きかどうか。別に自信過剰である必要はなくて、少なくともテンポラリーの自己嫌悪はあっても「まぁよし」ぐらいは言えるか。
子供っぽいかもしれないけれど、大事なコトだと思っている。


「それでいいんだよ」
ただそれだけの言葉が彼らに届いたらと思う。
そのままの自分を受け入れてくれる人が、彼らの周りにもいたら。

彼らはもう十分すぎるほど否定的な言葉を掛けられ、比較され、認められず、周囲の人の失望する顔をみ、彼らの期待に添えない自分に失望してきた。

無能感、無価値感に押しつぶされて自分を傷つけたり、有能感を手に入れようと人を傷つけてみたり。


まぁ、自分やすぐ身の回りの人たちの経験からセルフ・エスティームの重要さを痛感していたのです。私なんてオットと出会うほんの半年位前になってようやく形成され始めた人なのですよ。
だもんで、育児中の私としては娘が自分のことが大好きという様子を見ると、本当に心から嬉しい。
author : zukunashi | comments (2) | trackbacks (0)

Comments

zukunashi | 2006/12/13 09:38 PM
sam☆さん、こんばんは。
すっかりご無沙汰しています。

30代前半の頃、あまりに低い自己評価に(ようやく)気付いてアレコレ必死に考えたり書いたり読んだり話しを聞いてもらったりしながら今に至ります。

でもこれが小中学生だったりしたら、自分の働きかけより周囲の影響の方が大きそうなので、自己肯定感が十分に育つように気にかけてやりたいと思ったりしました。
今のところ、娘の自己肯定感は順調に育っている様子ですが、これがもし自分が好きじゃない親の元で育つとなれば、なかなか難しそうですね。

最近、数件身近に事例があったので、難しかったのですが書きたくなってしまいました。
コメントありがとうございました!

sam☆さん、良いお年をお迎えください。
sam☆ | 2006/12/12 07:55 AM
おはようございます。

「本当の自分」というのは「こうなりたいという理想の自分」であり、探し出すものではなくて創り出すものだと思います。 そして本当の自分を創っていくためには、自分が好きでなければならないし、信じられなければならないのですが、自分が嫌いではどうしようもありませんね。

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