北岸ズクナ師

彼女曰く、「子供の脳が発達する大事な時期だから、脳の成長や集中力を高めるのに効果があるオメガ３を与えているの」とのこと。

そういえば、以前日本でも「マグロの目玉を食べると頭が良くなる」とか言っていたような。ふと「あるある大辞典」の騒ぎを思い出したり。

良い意味で教育熱心な両親なのは知っていたので（お父さんも寝る前の読み聞かせを1時間！もやるのだよ）、腰抜かすほどではなかった。

コロマンデルに招待してくれた別の友達のお母さんは、「ＮＺに暮らしているとヨードが不足しがちになるから」とのことでヨウ素加工した食塩(iodisedと書いてあるもの)を使うようにしているとのこと。そういえばどこにでもその塩がある。映画Whale riderの食卓の場面でも登場する。

日本人は海草をよく食べるのでヨウ素不足になることはまずない－とすんごい昔の家庭科副教材で読んだ。

うちも海苔だ昆布だワカメだと移住してからも食べているので、多分大丈夫だろうと思ってあまり気をつけていない。

DHAだのEPAだのも、私が白身魚より青魚派なもんだから、それほど強く意識して摂取せねば！と思ったことがない。

ＮＺも日本同様に島国なんだけど、ヨーロピアンの人たちはシーフード好きな人でも赤身の魚は敬遠されるしツナ缶ぐらいだろうか。海草もSUSHIに巻かれている海苔を食べるくらいかな。ふんだんに水産資源はありそうなのに、ヨウ素だのオメガ３だのをわざわざ加工して摂取するなんて、ちょっともったいないくらいだけど、食べる習慣がないのだから仕方ないのかな。

因みに、今日聞いた話だと、お隣オーストラリアでは全児童にオメガ３を摂らせているらしい。本当だろうか。

■ニュージーランド原住民（マリオ族）はリューマチ・関節炎の人がほとんどいないことが
以前から知られているが、マリオ族は毎朝きれいな海で収穫された緑イ貝を食べる習慣があり、この中に含まれるＥＴＡがリューマチ・関節炎に関与するリポキシリナーゼの生成経路を経つ働きがあることが分かってきている。ＥＴＡも近年発見されたオメガ３系脂肪酸の一種で、オーストラリアのアデレードとクイーンズランドにある大学の科学者たちの研究発表からＥＰＡの２００倍の力がある事が判明している。関節の動きや腫れに大きな役割を果たす成分として今、この「緑イ貝エキス」に世界中の熱いまなざしが寄せられている。

オメガ３系脂肪酸のこと

おぉ、安くて美味しいマッスル(貝)もいいみたいだね！さっすが。でもマリオじゃないよ、マオリだよ～。