北岸ズクナ師

You can't disappoint me, I can't disappoint me either.
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涙の義父母+叔父叔母 NZ道中

昨年末にオットの父母+叔父叔母が私たちを訪ねてくれ、11日間滞在しました。

年齢層は61歳~78歳だったので、あまり脂っこいものはどうかなとは考えていたのですが、「全ておまかせ」と何度も言われたので、無難な線とNZらしさが出せる線をとりまぜながら2ヶ月もかけて献立とレストランリストを作ったのですが・・・。
事前に「食事制限、アレルギー、好き嫌い」を尋ねたにもかかわらず返事はなく、開けてみたら、ダチョウ倶楽部の懐かしいギャグ、「聞いてないよ~」を連発したい思いでした。

オットの父
不整脈があり、血液がサラサラになる食品(ビタミンK?)が制限されている。(日本の)麺類が大好き。鶏肉が苦手。

オットの母
特に目立った好き嫌いはなかった様子。

オットの叔父
胃を2/3切っていて、少量ずつしか食べられない。ネギ・ニンニクの類が胃に刺激が強いので食べられない。脂っこいものが苦手。→でも天ぷら定食やとんこつラーメンを注文していたのはなぜ~。

オットの叔母
糖尿病でインシュリンを打っている。かんきつ類がダメとのことで、冷蔵庫に差し入れで置いておいたCharlie'sのオレンジジュース(国産ストレート果汁でちょっとばかり高いのよ~)は返品。レモンはかぶりつく。なぜ~。

この全てを私はもちろんオットも知らなかった。そして二晩目の食後に聞かされたのだ~!!もっと早くに知らせてくれ~!

外食でウケが良かったのは、ジャパレスとラーメン屋。私の手料理でウケが良かったのは、味噌汁と刺身ぐらい。(刺身を手料理と言っていいのか)

クリスマスを含む年末で、レストランの中には休業中のところもけっこうあったので走り回った。パイヒアに行ったときも、「こぶりのレーズンパン」という具体的な注文の品を探したけど、スーパーは1軒しかないし、なかったよ~。最初の二晩続けざまに自炊したけど、二晩目の食後に上の事実を聞かされ、既に出してしまった後。大量の残飯を朝食だけでは裁ききれず、冷凍して1月中旬までかかって完食したよ。

あと、年齢を考えて寿司詰めスケジュールにしないようにしたんだけど(私たちもそういうの苦手だし5歳児もいるし)、パックツアーに行きなれている彼らは、ビッチリ予定が詰まって「ハイ!次、ハイ!次」ってな感じのほうが良かったみたい。

他にも足が具合悪いらしくあまり歩けない様子のオット叔母がいながら、「4WDバギーに乗りたい」などと帰国2日前にいきなり言い出すオット父とか、4人の間には年齢差以上の体力差があり、途方に暮れる日々でした。

普段周囲にちっとも気を使わず暮らしてきた私は、慣れないことだらけで最初の晩、一睡もできずに朝を迎えてしまった。まぁ、私はヨメだからさ、と思ったが、オットも毎日午後2~3時頃彼らを宿に一度送り届け、2hほど昼寝をせずには夜のラウンドに出られず、それでも10時には床について爆睡というヘロヘロぶり。二人してこれまでいかに気ままにやってきたか、実感したのだった。

あんなに食べ物で苦労したから、NZの印象あまり良くなかったかもなぁ。1割ぐらいは良い思い出も持ち帰ってくれていたらいいんだけど。

あまり事情をよく分かっていない娘だけが元気にはしゃぎ、とりあえず1人でも満足してくれたから良かったよ・・・。
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