北岸ズクナ師

You can't disappoint me, I can't disappoint me either.
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嬉しい取り計らい

小学校の教員でもあるオットの友人に、漢字を教わり始めたぐらいの子にお勧めの絵本や児童書があったら、と連絡をとりいくつか教えてもらった。

そのうちの一つ、「ふたりはともだち」(アーノルド・ローベル作)日本語図書館 inch で見つけたので早速借りてきた。5話入っているうちの一つは教育出版の1年生の国語の教科書にも載っている。かえるくんとがまくんの話は訳もほのぼの感が出ていて、娘もすっかり気に入った。

(多分毎日やっている)学校での朝のニュースの時間に、娘はその本のことを話したいというので、原題と作者名をメモに書いて渡してやった。

そして帰宅後かばんを開けてみると
books.jpg

英語版発見。

ニュースで話したところ、「その本だったらクラスにあるわよ」ということになり、早速先生が持たせてくれたのだ。

タイミングよく差し出された本に、娘も大喜び。

うちのように「いつか親の母国語とは違う言語を母国語としていくのであろう子供を持つ家庭」では、絶対と言っていいほど葛藤する時期がある。

私たちの希望と都合で幼少期から海外で育つことになってしまった娘。
よく「小さいうちから外国語を始めればすぐに身につく」神話を耳にするが、「すぐに忘れる」のもよくあること。ある一定レベルまで来たら壁にぶち当たることも多いもの。

できるだけサポートしてあげたいと思うが、「どんな風に?」とか「どこまで、いつまで?」とか全然自分達にも見えていない。

ただ、いかなる場合であったとしても、「子供が親に自分の複雑な心境を話す時の言語」だけは、必ず確保しておくべきだと思います。

セミリンガル・スペシャル:海外での子供の教育 - AOLダイアリー



これが親の愛だよね~と大いにうなづきながら、「で、その言語は何語になるんだろう」と考える。ここにいる限り、日本語で難易度の高い文章を理解する必要はなく、学校で使う英語は日に日に難しくなっていく。


いろいろ考えると本当にくたびれてしまうので、今日はこのへんで~。
author : zukunashi | comments (0) | trackbacks (0)

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