追いかけてくる過労文化?
異文化・多文化 | 2007.11.19 Monday 22:31
大手電機メーカーから海外に移住したソフトウェア開発者ということで(奥さんが技術翻訳しているところまで)、似た境遇かもという話題のりもじろうさんのサイトから。
日本の大手電機メーカーでの話とのこと。
今、オットは現地IT企業勤務だが、一行目の
「子供が病気になって、入院してしまった」だけで
上司は「すぐに帰宅してあげなさい」と言うだろう。
入院どころか、私がちょっと熱を出した程度でもオットの上司は
「すぐに帰宅してあげなさい」と言う。
Sick leave (病欠)は、本人のみならず、家族の病気のために使っても良い。
オットは確か年間7日のSick leaveがあると思うが、それとは別にいわゆる有給休暇が4週間分ある。
この有給休暇は、長患いした場合にはSick leaveの分に足して使うことも可能だが、通常は文字通り ホリデー! だ。
日本では、消化率の低下が問題になっているが、オットの勤務先には、有給休暇の日数以上休み、超過分が無給になっている人もいる。
そんなことをしても机がなくならないなんて驚きだった。休職して旅に出た人もいる。
こんなんで大丈夫なのだろうか。
空軍に勤める旦那さんをもつキウイママ友は、「ホリデーは大切なのよ!人手が足りなかろうが絶対とらなくちゃ!」と断言する。
ま、空軍なら競合他社もないしね。
ところがオットの勤務先は東アジアの企業の傘下となり、その企業から出張でやってくる人たちと一緒に仕事をする機会が増えた。
オットは年始年末の訪日のために4週間の有給休暇をとるのだが、それを聞いた彼らは当然驚く。
「そんな長期間の休みはとったことがない!」
「その間、開発はどうなるんだ!」
そりゃそうだよな~、なんで自分達がろくに休みもとらず働いているのに、奴らは・・・と思うよな~。我々も資源に乏しく人口密度の高い東アジア出身なので、このリアクションは意外ではない。
こうして彼らも移住への道を目指し始めたりするのだろうか。
family-orientedな我が家は、代えがたい時間が得られるここを選んだが、東アジアのライフスタイルがまた追いかけてくるのだろうか。
あるとき、上の子供が病気になって、入院してしまった。
奥さんが泊り込みで子供を見る必要があった。
下の子が小さいので、8時には帰宅させてもらいたいと、上司にいうと激しく皮肉を言われたのだという。
日本の大手電機メーカーでの話とのこと。
今、オットは現地IT企業勤務だが、一行目の
「子供が病気になって、入院してしまった」だけで
上司は「すぐに帰宅してあげなさい」と言うだろう。
入院どころか、私がちょっと熱を出した程度でもオットの上司は
「すぐに帰宅してあげなさい」と言う。
Sick leave (病欠)は、本人のみならず、家族の病気のために使っても良い。
オットは確か年間7日のSick leaveがあると思うが、それとは別にいわゆる有給休暇が4週間分ある。
この有給休暇は、長患いした場合にはSick leaveの分に足して使うことも可能だが、通常は文字通り ホリデー! だ。
日本では、消化率の低下が問題になっているが、オットの勤務先には、有給休暇の日数以上休み、超過分が無給になっている人もいる。
そんなことをしても机がなくならないなんて驚きだった。休職して旅に出た人もいる。
こんなんで大丈夫なのだろうか。
空軍に勤める旦那さんをもつキウイママ友は、「ホリデーは大切なのよ!人手が足りなかろうが絶対とらなくちゃ!」と断言する。
ま、空軍なら競合他社もないしね。
ところがオットの勤務先は東アジアの企業の傘下となり、その企業から出張でやってくる人たちと一緒に仕事をする機会が増えた。
オットは年始年末の訪日のために4週間の有給休暇をとるのだが、それを聞いた彼らは当然驚く。
「そんな長期間の休みはとったことがない!」
「その間、開発はどうなるんだ!」
そりゃそうだよな~、なんで自分達がろくに休みもとらず働いているのに、奴らは・・・と思うよな~。我々も資源に乏しく人口密度の高い東アジア出身なので、このリアクションは意外ではない。
こうして彼らも移住への道を目指し始めたりするのだろうか。
family-orientedな我が家は、代えがたい時間が得られるここを選んだが、東アジアのライフスタイルがまた追いかけてくるのだろうか。
Comments
Comment Form
コメント投稿についてのメッセージ。不要でしたら削除して下さい。
このように複数行を記述する時は、改行して続けて下さい。