北岸ズクナ師

ＮＺではとてもよくあることだが、うちでは空き部屋を人に貸して、部屋代をいただいたりしている。
これをＦＬＡＴと呼び、滞在する人はＦＬＡＴＭＡＴＥと呼ばれる。

ちょくちょく話題に上がる、ネットオークションのＴｒａｄｅＭｅにも募集のページがあるし、日本人向けの募集のページもある。

ゲストルームがあっても、年中ゲストがいる訳じゃないので、空いている期間は貸す－とても合理的。（うちなど空けておくと、すぐに物置化していく)
そして借りる側にとっても、家やアパート一軒借りるより格段に安いし、数週間や数ヶ月の滞在なら、ホテルやウィークリーマンション(SERVICED APARTMENT)より大いにお得。

話が大回りしてしまったが、そんなＦＬＡＴＭＡＴＥとして来てくれた一人がSTICKさんで、うちに滞在している間にオットといろいろ勉強しあって、後々には本の装丁からテンプレートのデザインまでお願いしてしまう長いお付き合いに至った。

彼のようにクリエイティブな人が来てくれると、とても刺激になるのだが、滅多にそういう人が滞在に来ることはない。
７月には、フォトグラファーの方が来てくれた。いろいろ作品を見せてもらったり、話を聞かせてもらったり、久々にクリエイティブ系の方と身近に過ごし、刺激を受けた。そのフォトグラファーの方のパートナーがヨガのインストラクターをしていた人だったので、そちら方面でも教えてもらったり。

我が家的には、開発屋さんとかも是非！と思うが、なぜか全然来ない。友達の家には結構IT系の人が来ているようなのに。
トキワ荘風で楽しそうなんだけど。
親子連れもいらっしゃ～い！と思うが、やはり全体数から見て少ないし、日本人ファミリーの所に滞在する人は稀かな。

こんなライフスタイルが、日本でも広まり始めているという記事を発見。

欧米諸国をはじめとする海外では、早い段階から住宅をシェアするというライフスタイルが広く浸透していたのだが、日本ではプライバシーを重視するという観点から、住宅のシェアは、これまで一般的なライフスタイルではなかった。
ではなぜ、近年になって日本の若者の間で住宅のシェアが増えてくるようになったのか。

大きな背景のひとつとして、雇用が不安定で、収入の少ない非正社員（派遣社員、契約社員、フリーター、アルバイト、パートタイマーなど）として働く若者が増加してきたことが挙げられる。労働者に占める非正社員の割合は年々高まっており、現在では労働者の３人に1人は非正社員という状況にある。

livedoor ニュース - 【眼光紙背】若者の間で住宅をシェアするライフスタイルが浸透

このシステムがあると、若くてまだあまりお金がない頃でも、親元から巣立つことができ、パラサイト防止にも役立つと思うのですよね。フラットで出会って結婚－ていうのも結構あるし。