北岸ズクナ師

相変わらず、市役所の建築許可を待っている。そろそろだと思うんだけどなぁ。

20年来のキウイの友人で、Do Up(オンボロ住宅をリフォームしてきれいに仕上げること)で何度も差益を得ている人が、オットの誕生日プレゼントを届けにやってきてくれた。私たちが壁塗りしたりしているのが、自分の事のように嬉しい様子。彼は、うちのデッキを作ってくれた人で、家いじりが大好きなのだ。

その人が、ちらっと触れていたのが、「袖の下」の話だ。袖の下を渡すと速く処理してくれるという噂があるらしい。もちろん彼は、私たちにそうするよう勧めたのではない。

そんなお金はないんだけど、あったとしてもなんだか渡したくないなぁ。
我が家的には、市役所に大金を払って審査してもらってるのに、更に袖の下なんて。そんなに市役所って腐敗してるのかなぁ。

まぁ、市役所に払った金額は市役所の金庫に入るから、担当官の懐とは直接は関係ないものの、まわりめぐって公務員の民間をはるか凌ぐ昇給の源泉となっているはずなんだけど。

以前住んでいた所の隣人が、"Country of discontent"　と言っていたが、あっちでもこっちでも「自分は十分にもらっていない」という人がいるくらいだから、うんと昇給したって、こっそりお小遣い稼ぐぐらい当然さ－と思う人もいるのかもしれない。こういう人達って、一体いくらもらえば満足するのか、具体的な数字を聞いてみたいものだよ。


永住権を申請していた頃にも、移民局でそんな噂があったなぁ。

もし袖の下を渡さないと、永遠に後回しだったりしたら、「賄賂なんてけしからん！」ってなノリでボーっと待ってる私なんて、なんだかバカみたいよね。
市役所なんて滅多にいかないし、中の様子は全然分からないんだよね～。

噂でありますように。　さっさと認可してくれますように。