北岸ズクナ師

You can't disappoint me, I can't disappoint me either.
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sweet tooth な人達

Edmonds cookery bookというお料理レシピの本がある。AMAZONでは中古がとんでもない値段で売られている。
昨年初版から100周年ということで、アニバーサリー・エディションが出たほどの歴史があり、NZの家庭には必ずあると言っていいお袋の味レシピ集だ。

が、うちにはない。どこのお宅にも使い込まれたEdmonds cookery bookがあって、その中にあるお茶菓子を作って出してくれたりする。

が、結構甘い。市販の添加物てんこ盛りのお菓子よりは体に良いかと思うが、それにしても甘い。。。

あんまり甘党じゃない私は、紅茶をがぶ飲みしないといけないぐらいだが、日本人にもけっこうこの味に馴染んでる人達がいて、「舌も胃袋も郷に従えるスゴイ人」と密かに目を丸くしている。

実は、キウイは日本人の3倍砂糖を摂取している。
リンク先の表を見てみると、キウイ一人当たりの砂糖摂取量は年々減少方向にあるものの、ブラジル、フィジー、キューバ、ベルギー/ルクセンブルグに続き、輝ける5位だ。アメリカよりずっと多い。
数字を見るとげんなりするが、キウイは私の体重と大差ない量の砂糖を毎年摂取しているんだなぁ。で、キウイ+日本人夫婦のところは、その間ぐらい摂取していたりして。年間36kg位、ありえそうだ。
ヨーロピアン系はあんなに糖分とって、とんでもない肥満になっても、糖尿病にはなりにくいらしい。どちらかと言うと負担は心臓の方へいっているみたい。膵臓が強いのかな。

アメリカより肥満が若干少ないのは、スポーツ好きな人が多いせいかと勝手に推測している。スイミングの後の会食も、他の会食と変わらず「甘~いお菓子と脂っこいミンスパイの類」が並び、ちっともヘルシーそうじゃない。ただ、毎週それなりの距離泳いでいるからクラブ員には太っている人が比較的少ないだけって感じ。
脂肪分99.7%カット!とか歌っている商品が多いが、糖分カットを歌っている商品は甘味料に差し替えただけ。甘い物は我慢できないのかな。

あるキウイ「アメリカに行ったら、すごいのよ。もう肥満ばっかりで!」と言っていたが、五十歩百歩じゃないのかなぁ~。

こんな話を聞けば、キウイはきっと「それは、マオリや(パシフィック)アイランダーの人達が甘い物をいっぱい食べるせいよ」と言うかも知れない。
でも、人口比で考えたら、パケハ(ヨーロピアン系キウイ)が1年に40kg砂糖を摂取ということにするためには、マオリ+アイランダーで1年に100kgは摂取してもらわないと計算が合わない。
40kgにしたところで、日本の2倍以上、そしてアメリカ以上だ。

住宅ローンを除いた「負債あり」と「負債なし」のグループを比べると、「あり」のほうが男女とも肥満者の比率が高いのだ。ちなみにここでいう肥満とは、体重(キログラム)を身長(メートル)の二乗で割ったBMI(体格指数)が25以上のことである。

ではなぜ、このように負債者のほうが太っているのか。それは、肥満というのは経済学から見れば〝借金.そのものだからだ。食べる楽しみを優先したことで背負った健康上の“負債”だと考えればいい。結果として、洋服が合わなくなったり、苦しいダイエットが必要になったり、将来の病気のリスクを背負い込むといった“利息”を支払うことになる。

デブほど借金に苦しむらしいがどうすべきか―池田新介 | 達人のテクニック



耳が痛いお言葉!まさにその通りで、借金漬けのNZ!大丈夫かぁ~?

 
author : zukunashi | comments (0) | trackbacks (0)

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