北岸ズクナ師

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新人バイトを4時間がかりで紹介する職場とは?

 昨年、オランダ、ドイツ、フランスの労働組合の代表の方々の前で講演する機会をいただきました。

 そこで、「日本では新しい社員が入って来ると、その人が各部署を回って挨拶回りをする」と話をしたところ、「何でそんなことをするのか」と聞かれました。「それは逆じゃないのか」と言うわけです。

「新しい社員が入って来たら、皆が寄って行って、どこから来たのか、今まで何をしていたのか、家族はいるのか、何に興味があるのかなどを聞くのが当たり前じゃないのか」と彼らは不思議がります。

 会社だけでなく、近所に引っ越しして来た人に対しても同じ。その人が挨拶回りに来る前に、近所の人が「よく来たね」と訪ねて行く。「それが“迎え入れる”ということなんじゃないのか」と。

 これは、本当にそうですよね。新入社員や中途社員だけでなく、契約社員やアルバイトも含めて、新しい人が入ってきたら、自分から声をかける。皆が関心があることを態度で伝える。「何か困ったことがあったら自分に言ってね」と皆が言ってくれる――。そんな職場だったら、安心して働けますよね。

“厄介な新人”が増える原因は職場にある 皆で迎え入れ、皆で育てる職場に変えよう!|不機嫌な職場の治療法|ダイヤモンド・オンライン



これこれ、私もなんか日本と違うと思ったことの一つ。ある日本人の知り合いは、引っ越し先に入居したら、玄関先に近所の人が花を置いていってくれて、それに "Welcome to ***** (その町の名前)"と添えてあったのだそうで。
日本にいた時は、引っ越したら早々に両隣とお向かいぐらいは、挨拶に出向いたものだったけど。手ぶらではなく。

ところで、タイトルに書いた「新人バイトを4時間がかりで紹介する職場とは?」どこでしょう!?

これは昔の派遣仲間が以前勤めていた所。
日本のとある中央省庁でしたぁ!

彼女がバイトとして働き始めた初日、午後まるまる4時間使って、係長が彼女を紹介しに省内を回ったのですね~。

彼女の仕事は、省内全体を把握していないとできない内容では全然なかったのですが、前例なり習慣にのっとって、という事なんでしょうか。ほとんど二度と会わない人達なんですが、丁寧に紹介して回るんですね。

ふと、上の記事を読んで思い出したのでした。
author : zukunashi | comments (0) | trackbacks (0)

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