北岸ズクナ師

You can't disappoint me, I can't disappoint me either.
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宿題への思わぬ懸念

娘は今年からYear3。NZの小学校はYear0~2までがジュニア、Year3~4がミドル、Year5~6がシニアと呼ばれ、校内校外活動の一部は、そのシンジケート毎に行う。

娘の通う学校に、今年新しい先生が入り、ミドル・シンジケートのリーダーになった。娘の担任ではないものの、ミドル・シンジケートの学習について重要な役割をその新しい先生が担う事になったので、当然影響がある。

新しい先生は、若くやる気満々に張り切っているタイプで、去年の担任のように「定年まで惰性でやってきます」風ではない。

去年は、担任に何度も「娘の算数はもっとチャレンジングなものをやらせてやって下さい」とお願いに行っても、「本当に本当に理解しているか、しっかり確かめてからね」と言われ、結局繰り上がりも「15+8」ぐらいが最も難しい内容というところだった。九九はちょっとゲームをやったぐらい。make sureって、どれだけsureだったらいいわけ?と思ったものだった。

今年の担任は、ほどよくチャレンジングなグループに娘を入れるように考えてくれているので、もう余りのある割り算の筆算まで行ってしまった。日本から送ってもらっているチャレンジは、娘の実際の学年より1年先を行っているけれど、それでも割り算は3年生の1学期からなので、インドの算数を使っておさらい。2桁以上の足し算、引き算は、教科書通りだと計算機でやるらしいので、筆算で繰り上がりの仕方を教わったりしていない。あらよあらよという間に割り算まで行ってしまう。次は何をするのやら。

秋田式*じゃないけど、うちは大体毎朝30分程度勉強(宿題含む)をするだけで、放課後はほとんど遊び放題。

ところが、新しい先生が張り切ってミドル全体への宿題を出すようになった。すると、先週「宿題について、保護者から懸念が寄せられており、量について検討しているところです」という内容のお便りがミドル・シンジケート指導陣から来た。

「大した量でもないのに~」と思ってはいたが、娘の同級生には、ピアノ、水泳、公文、バレエ、中国語を習っている子供もいるから、そういう忙しい子は無理かもねぇ、とも思ったが(その子の水泳は選手コースだから、週に何回かコーチについていた)、別にやらないと罰則がある訳でもないし、怒られる訳でもないんだからねぇ、と流していた。

ところが保護者からの懸念は違っていた。

ミドルの子供の中には、シニアに兄や姉がいる子供がいる。親はどちらの宿題も見ることになる。
ところが、シニアの宿題の方が少なかったのだ!
そこで保護者から声が上がり、現在検討中ということになった。

さて、シニアの宿題の量を増やすのか、ミドルの方を減らすのか、乞うご期待???


* うちのオットも私も秋田式みたいな家庭学習帳を小学生の時にやってましたよ。今やすごい話題なのですね。私は5年生の時だったかな。県をあげて、って訳じゃないので、担任が替わったらなくなりました。継続しないと力になりませんわね~。orz
author : zukunashi | comments (0) | trackbacks (0)

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