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着衣泳

着衣泳ってご存知ですか。

そのまんま「衣服を着たまま泳ぐこと」です。服を着た状態で、体力を温存しながら浮き続けることは、水難事故から身を守る手段として最も有効な技術と言えます。

日本でも最近「着衣泳」を学校でやるところがあるようです。どんな泳ぎ方よりもまず最初に優先して教えた方がいいんじゃないかと思うぐらい大切な技術だと思います。

娘は現在毎週一度の水泳教室に通っています。そこでは 1 ターム (およそ三ヶ月) に 2 回ほど「water safety」のレッスンがあります。どんなものか一度様子を見てみたいと思っていました。

[写真] Water Safety

奥で泳いでいるのが娘。ピンク色の上着を着て泳いでいるのが分かるでしょうか。

レッスンの基本的な流れとしては、

  • 服を着たまま泳いでみる [前・写真]
  • 助けの呼び方
  • 溺れている人を助けるには
  • 身の回りにある浮き具 [後・写真]
  • ボート転覆のシミュレーション

という感じでしょうか。

それほど長い時間ではないので、やや詰め込んでいる印象もなくはありませんでしたが、丁寧に説明していました。

[写真] 子供に説明する先生

水泳教室なので、実際にやってもらうという実技的な内容も多いのですが、思ったよりも先生がしっかり説明しているのが印象的でした。

子供向けレッスンなので、まず大事な点として、大人と一緒に泳ぐという点を強調していました。

着衣泳とは言いますが、実際には体力を温存しながら浮き続けることが大事なようです。着衣した状態で浮くこと自体は、むしろ着衣しないときよりも大変ではない様子です。私も機会があれば、意識しながら着衣泳を体験したいと思います。

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