Re: Macの基本操作、日本語入力、Tips編
- 2010.01.05 Tuesday
- dev
明けましておめでとうございます。
昨年は案の定、後半になって更新頻度ががた落ちしました。今年もマイペースでいこうと思っています。よろしくお願いします。
さて。
最近になって、Windows から Mac OS X に移行したという AppBank さんの記事に少し突っ込み。
とりあえずFirefoxをインストールする。ダウンロードしてアプリケーションフォルダにドラック&ドロップ。終わり。exeファイルを叩いて、インストーラーが立ち上がって・・・って言う流れじゃないので最初は違和感。インストールはドラッグするだけなのだ!
【Macの基本操作、日本語入力、Tips編】Windows→Macでやったことまとめ。
最近はパッケージインストーラを利用するアプリケーションも多いです。Windows でも「インストールはドラッグするだけ」なアプリケーションは結構あると思います。
Finderの環境設定>詳細にて、拡張子の表示にチェック。macは拡張子ないけど、Windows人間としては拡張子がないとやっぱりなんだかいや。
【Macの基本操作、日本語入力、Tips編】Windows→Macでやったことまとめ。
私は Windows では拡張子の表示がないと嫌なんですが、Mac OS X では拡張子の表示がなくても、拡張子を表示するオプションをファイル毎に設定できますし、Windows などの他の環境からコピーしたりしたファイルは基本的に拡張子が表示された状態になっているので、ほとんど気になりません。
[余談]
以前の Mac OS X では Finder の「拡張子の表示」設定に副作用があって、それ以来、拡張子設定は基本 off で使用しています。
ちなみに Mac OS X の Finder で実際見える内容と OS 側で実際に保存されているもの (実体) が異なるケースが結構あるので、ご注意ください。例えば、ほとんどのアプリケーションは「.app」という拡張子がついていたりしますが、実体はフォルダだったりします。これらはパッケージと呼ばれ、Finder 上ではファイルのように見えます。
Windows と Mac OS X でフォルダのコピー・移動で、動作に違いがありますが、これはおそらくパッケージを正しく扱うための仕様だと個人的に認識しています。
Mac OS X の Finder では、ホームディレクトリのデフォルトフォルダ (例えば「書類」「ダウンロード」「ライブラリ」……) などある特定のフォルダは使用言語に応じて表示が切り替わります。
これは基本的に表示だけを切り替えていて、実体は「Documents」「Download」「Library」……という英語名で変わることがありません。
通常「Documents」というディレクトリを作っても翻訳されたりはしませんが、「.localized」のファイルを含む特定のフォルダは、使用言語に応じて表示が切り替わるようになっています。ここら辺の仕様は以前はややバギーでしたが、Mac OS X 10.5 以降は安定して動作している印象です。
Windows XP では、そもそも OS の GUI 表示言語の切り替えができませんが、Windows Vista / Windows 7 では可能になったはずです。ここら辺の動作はどうなのか少し気になっていたりします。
[余談ここまで]
テキストファイルとかで閉じる際に、保存しない、キャンセル、保存、と選択肢が出ますが、保存しないにフォーカスがあたっててもenter押せば保存してしまいます。保存しないにフォーカスがあたっているときで、素直に保存しないで終了したい時はスペースキーを押すと保存しないで閉じることができます。キャンセルはesc。
【Macの基本操作、日本語入力、Tips編】Windows→Macでやったことまとめ。
「保存しない (Don't Save)」のショートカットは「command + D」(もしくは単に「D」) です。これは以前の MacOS から慣例的に……。それ以外にも案外知られていないような気がする Mac OS X のキーボードショートカットがあります。
あと、文字入力中にdeleteボタンはwindowsで言うバックスペース。普通にdeleteしたい時は、fn+deleteで削除できます
【Macの基本操作、日本語入力、Tips編】Windows→Macでやったことまとめ。
MacBook やリモートキーボードだとその操作です。純正フルキーボードだと別に「Delete」キーがあります (fn キーがありません)。
アプリケーションのウィンドウを閉じるのは、command+w。アプリケーション自体を終了させるのはcommand+Q
【Macの基本操作、日本語入力、Tips編】Windows→Macでやったことまとめ。
Windows でも ctrl+w / ctrl+q のショートカットがアプリケーションによって利用できたりします。Windows の標準 (?) ショートカット alt + F4 は最初戸惑いました。
ブラウザで、command+LでURLの部分にフォーカス。地味に便利。
【Macの基本操作、日本語入力、Tips編】Windows→Macでやったことまとめ。
Windows でも ctrl + l は主要なブラウザの標準的なショートカットのような気がします。Internet Explorer でも利用できます。
Finderでファイルを開くときは、enterだとリネームになってしまって開けない。command+oで開ける。また、ファイルを削除したい時はdeleteボタンだけだと削除できない。command+deleteで削除できる。ここが一番大きな違いかと。説明されないとわかんないよね。
【補足編、FinderとExplorerとか】Windows利用者のためにMacユーザーが気をつけること。
これは昔からの MacOS からの慣例的な部分もあるので「慣れ」になるでしょうか。一応、これらのキーボードショートカットは「ファイル」メニューを見れば、一目で分かるようにはなっています。
逆にWindows の Explorer だと「enter キーで開いて、delete キーでゴミ箱に移動する」のは特に説明がないような……。Windows の Explorer では「shift + delete」で選択項目の削除 (ゴミ箱に移動しない) ですが、これを説明なしに分かる人は少ないと思います。
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