プリンでマネジメントを思考する
- 2011.06.23 Thursday
- life
ここ半年近くになるでしょうか、ほぼ毎週「プリン」を作っています。
カラメルソースを作る
下準備にカラメルが必要です。クックパッドの「カラメルソース」より。
このレシピの分量だとプリン 3 回分になります。つまり、カラメルソースは三週に一度のペースで作ることになります。
- 水 : 100 ml
- グラニュー糖 : 200 g
- 熱湯 : 100 ml
グラニュー糖は「Caster Suger」というややきめの細かいものを使っています。日本だと何と呼ばれるんでしょうか。
最後に熱湯をかけるのですが、その時、派手な音と共に蒸気があがります。そこそこの温度なので、蒸気で火傷しないように注意。最初の頃、二度ほど火傷してしまいました。
プリンを作る
クックパッドの「あっというまにプリン(圧力鍋使用)」を参考にして作っています。
- 牛乳 : 500 〜 550 ml
- ブラウンシュガー : 40 g
- 卵 : 3 個
- バニラエッセンス : 数滴
元のレシピでは、小さめなコップのようなガラス容器を使っていますが、うちでは分量がまるまる入る程度のガラスの耐熱容器ででっかく作ってしまいます。
ガラスの容器にカラメルソースを注いでおきます。圧力鍋に 200cc 程度の水をいれ、付属のスノコを置き、ガラス容器をその上に置きます。 | |
牛乳に砂糖を加えて軽くかき回しながら温めます。 | |
卵をボールでとき、温めた牛乳を加えて、泡立て器で手早く混ぜます。 | |
バニラエッセンスを加え、カラメルソースの上からゆっくりとザルでこしながら注ぎます。 | |
加圧を開始します。加圧の弱いほうで、リングが上がって 2 分。 | |
火を止めて、蓋をしたまま放置。1 時間から 2 時間程度経ったら、取り出して冷蔵庫へ。 |
「リングが上がって 2 分」とあるのですが、実のところ、うちではあまり安定した出来になってくれません。
うちではフィスラー (Fissler) 圧力鍋 ロイヤル 6L という圧力鍋を利用しています。
季節や室温にもよるんでしょうか。圧がかかり始めるのが 7 分弱で、そこからリングが上がるのが 1 分 20 秒程度。そこから計時して 2 分になるようにするのがいいみたいです。
場合によって、7 分よりも前に圧がかかり始めてしまう時もあって、その時はゆるゆるのプリンになってしまいます。早めに圧がかかってしまった場合には、リングが上がって 2 分ではなく、もう少し時間を調整する必要があります。
毎週作る
最初のうちは「気が向いたら」程度の頻度だったはずなんですが、気がつくと、いつの間にか習慣となっていました。
プリンを作るのは案外楽しいです。
でも、どうして「楽しい」と思うのだろう、どうして毎週作っていて飽きないんだろうと考えてみると、二つの大きなポイントがあるような気がします。
出来が安定しない
分量はほぼ毎回一緒なので、味自体はそれほど大きくは変わりません。
ただ、プリンの「おいしさ」を決定づける重要な要素に「硬さ」があります。
先にも述べたとおり、これが結構ばらつくので、なかなか試しがいがあります。何度か「ゆるゆるプリン」になってしまい、それ以後、室温・圧がかかり始めた時間などを記録するようになりました。
適度な硬さで、「す」が入らない状態が理想なのですが、なかなか難しいです。
家族の反応
嫁さんも娘も毎回毎回「おいしい」とすごく喜んで食べてくれるのですが、その喜び方が半端なく上手なんです。
毎回幸せを撒き散らすかのごとく、満面の笑みを浮かべながら味わってくれます。
こうなると、その喜んだ姿が嬉しくて、プリンを作る気力が自然と湧いてきます。
「プリン」作りというのは、私にとって
- (出来が安定しないことから) 改善の余地があり「試しがいがある」と感じる
- 十分なフィードバックを得ることができる
タスクであるわけです。
フィードバックを与えてくれる嫁さんと娘は、顧客でもありますが、プレイヤー (私) を評価するマネージャーとも言えます。
身近なところでマネジメントのヒントを与えてくれた「プリン作り』は、私の大きな財産になっているような気がします。
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