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日本から戻ってきました (2021 年)・前編

[写真]成田空港にて PCR 検査を待つ

諸般の事情で、 2021年3月からおよそ2ヶ月、日本に帰国していました。先日ニュージーランドに戻っています。

状況が状況だけに、お知らせしても会うことはできないのがほとんどだと思い、今回、周知は限定的にしていました。

日本へ

コロナ禍の状況だったので、しばらく帰省する予定はなかったのですが、諸般の事情で帰省することに。こんな状況なので、オークランド空港は免税店・飲食店どこもほとんどやっておらず、閑散としていました。

[写真]閑散としたオークランド空港の様子

機内も人がまばらで、こんなに空いている飛行機に搭乗したのは初めてかも。

[写真]とある日のニュージーランド航空成田行き便

日本への帰国の際にも、渡航前 PCR 検査を行う必要があり、空港から滞在先までは公共交通機関は利用禁止、帰国後二週間は滞在先で自己隔離という生活を強いられました。

ただ、2021年3月の時点では、隔離の管理について、正直なところ徹底されているという言い難い感じでした。

今回、実家に滞在しましたが、二週間、同居人である父親には二階に上がってこないようお願いし、顔を合わせないという生活をしていました。

ちなみに日本への帰国の際には、

  • 渡航前 PCR 検査 (72 時間以内)
  • 空港で PCR 検査 (前掲の写真参照)
  • ハイヤーで滞在先へ移動
  • 滞在先での二週間隔離

というプロセスが必要でした。

というのが、およそ二ヶ月前。今回は日本からニュージーランドへの帰国がメインのお話です。

ニュージーランド入国まで

ニュージーランドでは、渡航前 PCR 検査はもちろん必要ですが、入国後、指定された隔離施設(ホテル)に二週間滞在も必要になります。

隔離施設に入るためにはバウチャーが必要になります。今は多少改善されたかもしれませんが、当時は予約が大変で、妻が予約サイトに張り付いて、どうにか確保できました。ちなみに有料で日本円にして 20 万円以上かかります。

今回は、シンガポール経由でニュージーランド入りしました。羽田空港 → シンガポール・チャンギ国際空港 → オークランド空港と移動。

東京は緊急事態宣言が出ていて、まだ解除されておらず、飲食店は 20 時までの営業を強いられてました。羽田空港も例外ではなく、19時過ぎてしまうと全くお店がやっていない。20時に閉めるために、その前にラストオーダーにしてしまうため、入店できないお店がほとんど。

唯一 19 時以降でも注文受け付けていたのは茶寮 伊藤園でした。

[写真]シンガポール行きゲート前の様子

セキュリティを通過したあと、通常なら免税店でウィンドウショッピングしたりするんですが、とにかく店がやっていない。唯一空いていた店舗で、隔離生活中に食べるスナックなどを少量ながら確保。

シンガポール空港では、トランジットの旅行者は指定されたエリアに移動します。出発 1 時間前にゲートに移動しますが、その際も間隔を空けた列になって移動となり、エリア外で自由な移動は一切できないよう管理されてました。

[写真]シンガポール・チャンギ国際空港トランジットエリアの様子

そんな感じでオークランド空港に到着するのですが、まず飛行機からは空港施設にすぐに入れません。

駐機した場所からバスで空港の隅に移動して、そこから入国手続きなどを行います。狭い一方通行な経路を通って、入国審査・簡易なヘルスチェック(渡航前 PCR 検査結果の確認、自覚症状の確認、検温など)・税関/検疫を行いました。

税関を抜けると、バスの待機場になり、そこで一人ずつ(家族連れなどは家族ごと)バスへ案内されます。隔離施設に指定されたホテルは移動直前まで分かりません。オークランド以外の都市になる可能性もありましたが、今回私たちシンガポール航空の乗客は、全て同じオークランド市内のホテルに指定されました。

オークランドでない可能性もあるらしいです。

[写真]隔離施設のホテル行きバスの中

ちなみに預け荷物はホテルまで一切触れることありませんでした。同じ便に乗った旅行者は全員同じホテルに移動するみたいで、預け荷物もバスに積み込まれていました。

[写真]預け荷物は一切触れることなくバスへ

二週間の隔離生活が始まりました。……後編に続く

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