Serene Bach 管理画面の構成
- 2009.04.05 Sunday
- dev
管理画面を処理する Admin アプリケーションは、Serene Bach 3 でも中核と言えるアプリケーションです。
その核となるモジュール sb::App::Admin
は Serene Bach 3 のアプリケーションモジュール群の中で最も複雑な構造になっています。
- メニュー構築
-
メニュー構築は主に初期化処理にあたります。有効な管理用プラグインをロードして、メニューを構築する処理が含まれます。
- ログイン処理
-
ログイン処理は基本的に
sb::Session
というセッション管理用モジュールを使って行なっています。 - ページ処理
-
管理画面はそれぞれのメニューを「ページ」として処理するページドリブン的なアプローチを取っています。
基本的には各メニューごとにモジュールがあり、それぞれのモジュールがページ処理を行ないます。sb::App::Admin では、状況に合わせて適切なモジュールを起動します。
管理画面モジュールの基本コード
管理画面の各モジュールは、処理する内容・出力する内容について、ページ内容のみを考慮すればよい構成になっています。
そのため、プラグインも含め管理画面の個々のモジュールは、それほど複雑な構成にはなっていません。
sub callback { my $self = shift; return ( $self->regi() ) ? $self->_update(@_) : $self->_display(@_); } sub _update { my $self = shift; my $msg = undef; # # クライアント (ブラウザ) からの入力を処理する # return $self->_display('message'=>$msg); } sub _display { my $self = shift; my %param = ( 'message' => undef, @_ ); my $temp = sb::Template->new($self->load_template('file'=>TEMPLATE)); # # 出力内容を処理する # $self->common_parts($temp); $self->set_message($temp,$param{'message'}); return $self->set_main($temp->output); }
ほとんどの管理画面モジュールは、上述のようなコードを踏襲しています。管理用プラグインも同様です。
スポンサーリンク