SimpleBoxes

新しい MacBook が発表された

ご承知の通り、新しい MacBook が発表されました。

[画像]MacBook (2008) © 2008 Apple Inc.

第一印象は「かなりいい感じ」。

気になるのは、新しいぱっと見ボタンレスなトラックパッドでしょうか。実物に触れて来たという t0mori さん、

トラックパッドは思いの外普通に、今までとまったく同じ感覚で操作出来、拍子抜けだったくらい。一瞬ボタンがないのを忘れてクリックしている僕がいました。

t0moriBlog :: MacBookに触ってきた。

見た目よりも「普通」とのこと。やはり製品として形としている以上、完成度は高い様子。

今まで通り2フィンガータップでのコンテキストメニュー表示も選択出来、左右に物理ボタンで割り当てる事も出来る。マルチタッチジェスチャーも快適で、確かにこれは新しいUIの到来を予感させる仕上がり。独立したボタンを排しパッド面積を稼ぎつつ、物理的なボタンを残したアップルらしいアプローチには感服。

t0moriBlog :: MacBookに触ってきた。

……なるほど。でも、個人的に気になっている部分は「そこ」じゃないんですよね。

個人的に新しいトラックパッドで気になっているのは、ドラッグ & ドロップの操作です。

マウスで説明すると「移動距離が足りず、一度宙に浮かせてから移動する」という操作を、この新しいトラックパッドでどのように解決しているのか、がすごく気になっています。

ボタンがトラックパッドと一体化することにより、トラックパッド自体の操作領域が広がりましたから、とりあえず本体のみで使用する限りは問題ないのかも知れません。その場合でもマルチディスプレイでは、上記の操作が必要になる場面があると考えられますので、どうなのかなと。

とは言え、日常の使用ではワイヤレスマウスを使うことになると思うので、ことさら意識する必要はないんですが……。

t0mori さんが気にされている「Firewire が省略された」点は、確かにちょっと残念。残念なんですが、現状の使用状況を省みると、なくても OK なので、個人的にはマイナスポイントにはならないです。

初代 MacBook 所有者として、「いい」と思った点を挙げると……

  • グラフィックチップの刷新
  • 本体デザインの変更

グラフィックチップの刷新は、影響が大きそうです。

Mac OS X のインタフェースって、ハードウェアのグラフィックアクセラレーションの恩恵も大きい印象があるので、全体的によりきびきび動く感じが体感できるんじゃないかと思います。

本体デザインの変更は、やはり一番の「目玉」でしょう。

今所有している MacBook と比べると、200g ほど軽くなっているようです。今の MacBook はほぼ毎日持ち歩いていて、全然苦にならないんですが、軽くなるのは大歓迎。

ユニボディは、格好良いだけじゃなくて、剛性もしっかり取れている印象です。所有している MacBook は、パームレスト部分が黄ばんで交換しましたが、そういう心配もなさそう。

という訳で、いずれは欲しいなぁ……。

ちなみにスティーブ・ジョブズがプレゼンテーションを行なっている Apple のキーノート (基調講演) は、ポッドキャスト (動画) として配信されています (環境によっては iTunes が立ち上がります)

今回の新しい MacBook の紹介プレゼンテーションも早速アップされています。

スティーブ・ジョブズのプレゼンテーションは「現実歪曲空間」とも呼ばれるほどのものなのは有名ですが、英語の教材としても「使える」と個人的に思っています。

何より個人的に「すごく興味のある」分野の話しかしないので、すっと話題に入っていけるというのが大きいとは思いますけど。

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Re:「Eee PC」でMac OS Xを動かす方法

ネタフルさんの『「Eee PC」でMac OS Xを動かす方法』という記事より

そもそも、Mac OS Xの動くウルトラライトなポータブルノートが無いというのが問題(?)なのですが、こういう探究心というのは嫌いではないです。でっきるっかなでっきるっかな。

いくつか課題もあるみたいです。

[N] 「Eee PC」でMac OS Xを動かす方法

えぇと、一番の課題は以下の部分だと思います。

But, before we get started there are a few things you should know. First and foremost, you're about to violate Mac OS X's licensing agreement, which specifically states that use must be limited to Apple hardware.

Run Mac OS X on an Eee PC - Wired How-To Wiki

要するに Mac OS X のライセンス違反になるということです。

記事を紹介するにしても、ここの部分を「抜き」に紹介してはいけないような気がします。

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Re: iPhone 3Gの電波受信感度の問題

興味深い記事を見かけました。

iPhone 3G 内部の「欠陥がある」電力制御ソフトウェアこそ、その原因であると語ったことを伝えた。要するに、iPhone 3G は、接続を維持するために、携帯電話基地局に対して、必要以上に多くのパワーを要求するようになっており、複数の iPhone が、同じ基地局へ同時に接続を試みる時に、これが非常に大きな問題を招いてしまう

iPhone 3Gの電波受信感度の問題、電力制御ソフトウェアが原因の可能性:モバイルチャンネル - CNET Japan

3G と呼ばれる携帯電話網は WCDMA という方式を採用しています。

WCDMA の特徴のひとつに「正確な電力制御」があり、それ故に電力効率がよいという謳い文句があります。

今、現在「電力効率が良い」という謳い文句を使っているかどうかは分かりませんが、少なくとも CDMA が発表された当初は、それも利点のひとつに挙げられていました。

余談になりますが、 WCDMA 端末はいわゆるアンテナがアンテナっぽくなっていないものがほとんどですが、それは利用されている周波数帯によるもので、WCDMA だからという訳ではないと私は認識しています。

WCDMA では、基本的にどの端末 (携帯電話) も同じ周波数を利用するので、互いの信号が干渉しています。

もちろんそのままでは、互いの信号が邪魔し合って通信できなくなってしまうので、それぞれの端末が独自の暗号 (直交符号) を利用して、自分の信号だけを抜き出すような工夫がされています。

いくら暗号を使って、自分の信号だけを抜き出すような工夫をしていても、隣で大声で話されるとやはり邪魔になります。

そこで WCDMA では、基地局に繋がる全ての端末ができるだけ「同じ大きさの声 (電波の強さ)」になるように電力をリアルタイムで調整します。

同じ電波の強さというのは、端末が繋がる基地局から見たときの電波の大きさです。従って、基地局から遠い端末は強い電波で、近い端末は弱い電波で通信しています。

つまり WCDMA では、「電力制御のおかげで電力効率が高い」というのはあくまでも結果論副作用で、実際にはきちんと電力制御をしないと通話が成立しない可能性があるというぐらいという重要な技術と言えます。

そうした視点から見ると、

接続を維持するために、携帯電話基地局に対して、必要以上に多くのパワーを要求する

というのは、ちょっと「ひどい」。……ひどいというか、にわかには信じがたい。

電力制御の方法に関しては、キャリア側から厳格に仕様として決まっているはずで、こういうのは基本的に起きないはずなんですが、事前のチェックとかしていないのかな?

少なくとも、DoCoMo では無理なような気がするんですが。

記事には「複数の iPhone」とありますが、記事の内容が事実なら iPhone 以外の端末にも、悪影響を及ぼしているはずです。

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iPod touch ソフトウェアアップグレード

遅ればせながら、iPod touch のソフトウェアアップグレードを購入してみました (2,480 円)。

[画像]iPod touch 1.1.3 ソフトウェアアップグレードを適用した iPod touch。アイコンが増えて「らしく」なった新しいホーム画面。

通常のバージョンアップでは、イメージファイル (拡張子 ipsw) をダウンロードする必要があるので、ソフトウェアアップグレードでもダウンロードプロセスがあるのか……と思いきや、その手のプロセスがなくあっさり終了。

ダウンロードしてあった 1.1.3 にすでに組み込まれていて、iTunes Store での操作は、それに対してパッチを当てているような感じでしょうか。

iPod touch ソフトウェアアップグレードの個人的な注目点は、カスタマイズが可能になった新しいホーム画面。特にアイコンの入れ替えのインタフェースが見物です。

[動画]iPod touch 1.1.3 (ソフトウェアアップグレード) でのアイコン入れ替え操作

アイコンをタップ & ホールドすると、アイコンが揺れ始めます。

アイコンがぷるぷる震えている状態であれば、アイコンのドラッグ操作によって、その順番を入れ替えることが出来ます。

つまり、アイコンの順番を入れ替えるには、タップ & ホールドという操作によって、モードの切り替えが必要です。

これが直感的かというと、私はそうはあまり思いません。……ただ、揺れるエフェクトのインパクトが強く、一度使ったら忘れないという感じがします。

一見無駄っぽいんですが、その無駄な動きがユーザーエクスペリエンス (ユーザー体験) として生きていて、実は結構効果的という感じがします。

ソフトウェアアップグレードでは、「メール」「メモ」「マップ」「天気」「株価」の 5 つのアプリケーションが追加されます。

「メール」は GMail のアカウントも設定可能です。PC を立ち上げることなく、ちょっと確認したいときなんかは便利そうです。

私個人の位置付け的には Safari と同じような感じ。Safari で GMail にアクセスするよりスマートで見やすいというのがポイントでしょう。

「マップ」はまんま Google Maps です。インタフェースが iPod touch に特化されているので、快適に利用できます。

マップデータがローカル (iPod touch 内部) にあればもっと快適なんでしょうけど、それはさすがに無理か……。

「メモ」は、iPod touch で作成したメモが PC 側で見る手段がないのが残念。せめて「カレンダー」や「連絡先」のデータと連動できるようになれば使い勝手があがると思うんですけど……。

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MacBook Air が発表された

MacBook 使いとしてはやはり気になる新型ラップトップ、MacBook Air が発表されました。

[画像]MacBook Air © 2008 Apple Inc.

ご近所 (?) さんでは、あちらのお方が購入を決められたようです。なんですが、書いていいのか分からないので、保留。[2008.02.07 追記]公にされていたので修正。

数値だけではその薄さがまだ実感できないのですが、かなり薄いようです。……というか、薄く感じるようにデザインしている、という感じでしょうか。

重さは 1.36Kg。日本で売れているようなサブノートクラスの PC から見ると、驚くほどの重さではないかもしれません。

「フルサイズキーボード搭載」という時点で、サブノートクラスのサイズ・重さは厳しいと思います。日本市場だけをターゲットにしたマシンではないと思うので、サイズ・重さに関しては妥当なスペックだと個人的には感じています。

Apple からリリースされたラップトップという観点で見ると、1.36kg は文句なく最軽量です。そもそも 2.0 kgを切るものが、かなり久々で、私の記憶が確かならば、PowerBook 2400 以来となると思うので、9 年ぶりでしょうか。

シングルスピンドルマシンも PowerBook 2400 以来だと思います。SSD を使ったノンスピンドルマシンは Apple ラップトップとしては初。

日本では、以前から Apple からの軽量ラップトップが待望されている印象がありましたが、PowerBook 2400 の失敗があってから、これまでなかなか 2.0kg を切るようなラップトップマシンは出ることがありませんでした。

そんな中、世界的にもラップトップの方が売れるという状況になって、軽量ラップトップもいけるという流れになってきたと Apple が判断したのでしょうか。

Power Mac G4 Cube のような尖ったデザインのマシンだなという印象を受けました。ラップトップマシンとしてのまとめ方・見せ方は良くも悪くも Apple (というか、スティーブ・ジョブス、ジョナサン・アイブら Apple 首脳陣) らしい感じがします。

MacBook Airは10年ぶりに出た新時代のiMacだ!!という意見には、なんとなく同意なんですが、ひとつだけ気になったのが、その設定価格。

これが 20 万円を切っていて、MacBook の価格帯にかぶっていれば、印象ががらりと変わっていたんじゃないかと思います。価格という面で iMac とは、若干立ち位置が違うような印象を受けています。

光学式ドライブをばっさり削ったのは、賛否あるかと思うのですが、個人的には案外いけるんじゃないかと思っています。

実は、ここ半年ばかり所有していた MacBook の光学式ドライブが全く利用できず、図らずも光学式ドライブなしのラップトップを体感していました。

光学式ドライブがなくても、案外日常の作業はこなせました。意外と光学式ドライブないと辛いって状況は少ない。

MacBook Air は、無線 LAN などの周辺技術を利用して、光学式ドライブがないという部分をカバーしているようなので、その点で「光学式ドライブなし」は大きな欠点ではないと思います。

しかしながら「CD から iTunes に音楽を取り込みたい」とか「以前のバックアップデータを確認したい」とか、ちょっとしたことでストレスを感じたのは事実で、個人的にはやっぱり光学式ドライブあった方がいいなぁとは思っています。

ちなみに私個人としては、現状のラインナップで、MacBook と MacBook Air のどちらを選ぶというのであれば、MacBook になるでしょう。

  • MacBook をほぼ毎日持ち歩いているが、重くて難儀したという印象がない。
  • メモリ・ハードディスクドライブのアップデートが容易である。
  • なんと言っても安く、コストパフォーマンスが良い。

結局のところ「ちょっと高いなぁ」というのが一番感じてしまったところでしょうか。

もっとも実際 MacBook Air を目にして手にしたら、印象ががらりと変わってしまう可能性は否定できません。そのぐらい外観的なインパクトはあります。

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iPod touch の機能ガイド

iPod touch 機能ガイド

iPod touch には「クイックスタート」と「この製品についての重要なお知らせ」という小さい小冊子しか添付されていません。

「機能ガイド」と呼ばれる詳細なマニュアル(82ページ)は、アップルのサポートページに用意されています

ダウンロードして、一度目を通しておくといいかもしれません。

この PDF 文書、iPod touch で読めると便利なような気がしますが、標準の機能では、おそらく PDF 文書は読めない感じ。「iPod touchでWebをオフライン閲覧してみたい - Underconstruction by Taiyo@hatena」で紹介されていた方法を使って、写真として PDF を取り込んでみましたが、字がつぶれてしまって実用には堪えませんでした。

以下、2007/10/23 に追記

よく考えたら、Safari で PDF の表示が可能ではないかと思って、上述の PDF 書類を表示させてみました。

PDF の表示はできたのですが、PDF 表示に日本語が考慮されていないらしく、日本語の部分は軒並み空白で表示されてしまいます。現状では、ちょっと使えない様子。英語文書は、ばっちり表示されます。

iTunesで PDF 書類を取り扱えるので、iPod touch でもきちんと取り扱えるようになってほしいなぁ。

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iPod touch がやってきた!

[写真] iPod touch 外箱こちら、ニュージーランドでもぼちぼち入荷し始めた様子の iPod touch ですが、私の手元にも友人経由でやってきました。

これまで正直なところ、iPod を欲しいと思ったことがありませんでした。

今年の始めに発表された iPhone に関しては、一目でインタフェースに惹かれて、是非触ってみたいと思っていました。

ただ、私の携帯電話の使用頻度を考えると、無用の長物になりそうな印象で、触ってみたいけれども購入することはないだろうな、とも思っていました。

ちなみに携帯電話については、今は Nokia 1100 (Nokia 1100 - Wikipedia) という端末を利用しています。この端末についている懐中電灯機能が、何気に利用価値が高くて、結構重宝していたりします。

そこへ iPod touch が登場して、iPod に興味がなかった私も、これはいいんじゃん?となった訳です。

ニュージーランドは iPod に限らず、Apple 製品の入荷は遅くて、入荷数も限りがあることが多いです。

また、値段も日本やアメリカに比べるとやや高め。

今回、たまたま友人がアメリカに行っていて、「欲しいものあったら買っておくよ?」と言ってくれたのがきっかけとなり、私の誕生日も近かったので、今年の誕生日プレゼントとして購入することになりました。

で、それが昨日手元に届いた訳です。

第一印象は、箱小さっ!

[写真] iPod touch 外箱比較一般的な VHS ビデオパッケージより iPod touch の箱の方が小さい

店頭で iPod nano や iPod shuffle のケースは見たことがあって、iPod touch の箱はそれよりは大きいのですが、予想していたよりもはるかにコンパクトでした。

はやる気持ちを抑えつつ、箱を開けて iPod touch とご対面。

[写真] iPod touch とご対面

薄い!

iPod touch のスペックを見て、その薄さは一応認識していたつもりでしたが、やはり薄い。薄いけど持ってみると、思ったよりもずしりとくる感じで、薄っぺらいという印象は全くありません。

早速、手元の MacBook と同期させて、色々いじってみました。

う〜む。見せ方が巧い

思わずうなってしまう程。アニメーション・グラフィックの描画速度に関しては、従来のモバイル端末とちょっと次元が違うような印象です。

主に画面スクロールで利用する「フリック」と呼ばれる指で弾くようなタッチ操作がありますが、速度調整が絶妙で、かなり気持ちよく操作できます。写真のサムネイル画面のスクロールなど、ちょっと尋常じゃない速度で描画していて、ただスクロールさせるだけでも楽しい

[写真] SimpleBoxes in iPod touch

iPod touch に搭載されている Safari は、いわゆるフルブラウザになります。表示するページによっては動作がやや不安定になる印象がありますが、モバイル用のブラウザとしては、かなり高性能なブラウザと言ってしまって良いんじゃないでしょうか。

私のネットワーク環境だと、ウェブページが描画されるまでやや待たされる印象があります。MacBook と比較するとやはりやや遅めですね。

しかしながら、何よりも手軽さがあるので、ちょっとページを確認したいって時には結構便利。ごろ寝ウェブサーフィンにはもってこいです。

個人的な印象ですが iPod touch の Safari に対しては、1 カラムなデザインの方が閲覧しやすくなる感じがします。

残念ながら、ファイルのアップロード (input 要素の type 属性が file なフォーム) は、利用できませんでした。その他のフォーム要素に関してはおそらく一通り動作するので、ウェブログの記事投稿なども iPod touch からできそうです。

iPhone の Safari と比較して、どの程度機能差があるのかも気になるところ。少なくとも iPod touch のカレンダーは iPhone のそれと比較すると、機能が劣っている様子です。

既報の通り、iPod touch では日本語入力が可能です。POBoxライクな入力方法(っていうか、制作者は同じ人!)で、助詞・助動詞を推測表示してくれたりして、キーボードの入力数が結構押さえることができる印象。効果的に学習もしてくれる様子です。

結構入力が快適なので、長文をがーっと入力してもいけそうな感じですが、以下の二点が改善されるともっと快適かも……。

  • コピー・ペーストができない
  • アンドゥができない

コピー・ペーストは欲しいところですが、現状のインタフェースを考えると実装は難しい気も……。

アンドゥは欲しいです。間違って多く消しちゃったりした時がつらい。あと誤入力を間違って確定しちゃったりした時とか。

あと、日本語入力中は、縦画面のおよそ半分が入力パネルで埋まってしまいます。実質的な表示領域が圧迫されてしまので、文章全体を見通すのに不利かもしれません。

すでに色々と HACK も出ている iPod touch ですが、とりあえず当面はデフォルトのままで利用しようかと思っています。

ちなみに当ページはTravellers Tales : ウェブサイトを iPhone/iPod touch 対応にする最も簡単な方法を参考にして、iPod touch/iPhone 向けの最適化設定を追加しています。

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MacBook液晶側の磁石

MacBookはいわゆるラッチレスな構造で、液晶を閉じたときに引っ掛けるような突起がありません。

どうやって液晶側と本体側を止めているのかというと、磁石によって止めています。

ラッチのあるMacBook ProやPowerBookも開いたときにはラッチが引っ込むような仕組みになっています。この仕組みも磁石を利用しているようです。

磁石は液晶側にあります。右上部と左上部にそれぞれひとつずつ。少し出っ張っている部分がありますが、ちょうどその辺りに磁石があります。

[図] MacBook液晶側にある磁石の位置

それなりに強い磁石が使われているようで、ゼムクリップを利用すると、ちょっとしたメモを止めておくこともできます。

[図] MacBook磁石の活用法

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私がMacを使う5の理由

遅ればせながら(実に1年も前の記事なんですが)、あなたがMacを使うべき10の理由を見ました。

私自身はあまり人にMacを勧めないんですが、自分がMacを利用する理由ってなんだろ?と考えてみました。

その人がMacを購入するとなったら、自分のできる範囲で回答したり、意見を言ったりはしますけど、「オススメのパソコンって何?」と聞かれて、即座に「Mac」と答える場面は、ほとんどなかったような気がします。

10個も挙げられる自信はまるでないので……その半分の5個だけ……。

  • Mac OS Xのアピアランスが心地よい
  • Mac OS Xには、優れたフリーの開発環境が標準でついてくる
  • Mac OS Xには、miがある
  • Mac OS Xは、UnixベースのOSである
  • Mac上で、Windowsを動かすことができる

Mac OS Xのアピアランス

Mac OS Xの「アクア」は、見た目的にうるさすぎなくて、洗練されていると個人的に思っています。

私個人はアンチエイリアスのかかったフォント表示が好きなので、その点も気に入っています。以前、プログラミング時だけはビットマップフォントを長らく使っていましたが、今ではプログラミング時でもアンチエイリアスのかかった表示になっています。

フリーの開発環境

Xcodeという高度な統合開発環境(IDE)もそうですが、PerlやRubyなどのスクリプト言語も標準でついてきます。

私的にweb開発環境としても非常に優れた条件が整っていると思っています。

mi

ミミカキエディット時代からずっと使っていますが、私の中では最高峰に近いエディタという位置づけです。

エディタというより一種の「環境」であるemacsもしばらく使っていましたが、カスタマイズが面倒になって使うのを止めてしまいました。

Windowsにも「秀丸」というとても使い勝手の良いエディタがあります。こっちも常用しています。

Unixベース/NeXTSTEPの後継

Mac OS Xのユーザーインタフェースは、バージョンが上がるにつれ、かなりこなれてきた印象があります。それでもWindowsと比較して、とりわけ優れているかというと、実のところ、それほど差があるとは思いません。

ただ、UNIX環境の統合具合が、私の感覚に程よくマッチしているので、使っていて心地よさを感じます。

Path Finderというファイラーを常用しているせいもあるでしょう。

PCエミュレータ

ClassicなMacOSの頃から、VirtualPCを利用してきました。

今は当然Parallelsを利用しています。

Mac上でWindowsを利用するのは、私的にはもはや「当たり前」です。

言うまでもなく、Windowsは圧倒的なシェアを誇り、膨大な使いやすいフリーウェアが溢れています。これを利用しない手はありません。

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Mac購入アドバイス 2007年3月編

とある方よりMac購入のご相談を受けました。元々はその方向けのテキストだったのですが、折角なのでこちらでも公開します。

用途
各種ブラウザでの表示確認のため、ブラウザ利用が主要目的。モニタは広い方がいい
予算
常識の範囲内で。業務での利用となるので、特に安さ優先という訳ではない
備考
Windowsデスクトップを所有しているが、一体型のため、外部ディスプレイはない

まず、用途から考慮すると、2007年3月現在の現行機種であれば、どれを選んでもストレスなく利用できると思います。

当方が所有しているMacBookを参考にすると……

機種名 MacBook
CPU Intel Core Duo 2.00GHz
メモリ 1GB
ハードディスク 60GB
光学ドライブ Super Drive (DVD-RW/DVD)

現行機種の中では、Mac miniの上位機種が最も近いスペックです。

この環境で「重い」と感じるのは、Firefox/Thunderbirdなどのいくつかのアプリケーションを動かしていて、Parallelsを立ち上げた時ぐらいです。

Parallelsを動かすということは、すなわちWindows XPを起動させるってことですから、Mac OS XとWindows XPを同時に動かすということになります。この時、Windows XP⇔Mac OS Xの切り替えがやや重い感じがします。ただし、一度メモリ上に展開されれば、その後の切り替えは割とスムーズです。

この「重さ」は、メモリ不足が一番の要因で、メモリを2GBにすれば、この切り替え動作も速くなると思っています。

という訳で、メモリは1GBを最低ライン程度に考えておいた方が無難かもしれません。それを踏まえて検討します。

コストの点を考えると、自然と機種は以下の3機種に絞られると思います。

  • Mac mini
  • MacBook
  • iMac

まず、Apple Storeの本体価格の比較から(2007/03/14現在)

機種CPUopticalHDDmemory価格(円)
Mac miniCore Duo 1.66GHzCombo60GB512MB74,800
Mac miniCore Duo 1.83GHzSuper80GB512MB99,800
MacBook whiteCore 2 Duo 1.83GHzCombo60GB512MB139,800
MacBook whiteCore 2 Duo 2.00GHzSuper80GB1GB159,800
iMac 17inchCore 2 Duo 1.83GHzCombo160GB512MB124,800
iMac 17inchCore 2 Duo 2.00GHzSuper160GB1GB149,800

上述の表に載っていないスペックでは、光学式ドライブ・ハードディスクの速度をはじめとして、いくつかの点で、iMacの性能の方が上になります。価格対性能比だけ見るなら、iMacがベストかもしれません。

Mac miniはモニタ・キーボード・マウスが含まれていません。

Apple純正モニタを購入すると、それだけで上記の候補の中では一番高くなってしまうので、モニタは別メーカーのものを購入することをオススメします。

あと、スペックも他の候補と比べ、やや落ちるのも気になるところでしょうか?

もっとも、Core Duoを利用している立場から言わせてもらうと、Core Duoでも十分すぎるほどの性能だと言えます。Mac OS Xの次期バージョンではもう少し差が出るらしいのですが、Mac OS XはOSのバージョンアップであまり遅くはならないので(速くなることはよくあります)、当面は気にしなくていいんじゃないかと思っています。

一番安いMac miniで純正キーボード・マウス・1GBメモリオプションを選択すると、93,490円になりました(約二万円の上乗せ)。

モニタ次第になりますが、値段的にはそれほど大きくMacBookと変わらなくなります。

もちろん、マウス・キーボードを純正以外のものを利用できますので、その分安くすることは可能です。

ちなみにMacBookの安い方で、1GBメモリを選択すると、149,250円になります。Apple Storeでメモリを選択すると、9,500円程度プラスです。MacBookは、Mac miniと比べてメモリの増設が容易なので、サードパーティ製メモリを利用すれば、もう少し値段を抑えられます。

というのを考慮して、値段最優先なら別ですが、私ならMac miniは候補から外し、MacBookもしくはiMacから選びます。

MacBookとiMac 17inchを比較すると、スペックはiMacの方が上で、値段も安くなります。MacBookの最大の利点はその可搬性にあります。

つまり、そこに重点を置くかどうかで決まります。MacBookがiMacに勝っている点は……

  • 可搬性
  • バッテリー内蔵
  • HDD/メモリの交換のしやすさ

が挙げられます。

気にされているモニタの広さ(解像度)は、以下の通り。

  • MacBook : 13インチ (1280 x 800)
  • iMac : 17インチ (1440 x 900)

これで狭ければ、追加費用はかかりますが、外部モニタを利用する手もあります。Mac miniではデュアルモニタの利用はできないので、この点でもMacBook/iMacは有利です。

iMac 17inchの下位機種(コンボドライブ)と上位機種(SuperDrive)の差は、CPU/光学ドライブ以外にもグラフィックチップもあり、差額25,000円程度の価値は十分にあると私は考えます。

……という訳で、以上を踏まえて、私なら……

  • MacBook white 上位機種 = 159,800円
  • iMac 17inch 上位機種 = 149,800円

から選ぶでしょうか。個人的にノート大好きなので、MacBookの方がやはり魅力ではありますが。

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