ILETS 向けの勉強
ニュージーランドへの永住権申請の際に IELTS (International English Language Testing System・アイエルツ) の受験がほぼ必須です。
IELTS を受けたのは 2001 年から 2004 年にかけて。Overall Band Score は 4.5 (もしかしたら 4.0 だったかも) から 6.0 まで上がりました。
[追記] やっぱり 4.0 だったらしいです。
IELTS は
- リーディング
- リスニング
- ライティング
- スピーキング
から構成されます。
リーディングとリスニングは、基本的に問題集と模擬試験をメインに。
私が受けたのは IELTS の General カテゴリーでしたが、Academic 向けの資料はあっても General 向けの資料はあまりありません。
当初よりも資料は増えたとは思いますが、やはり今でも主流は Academic の方でしょう。リスニングは Academic も General も共通なので、IELTS Preparation and Practice: Listening and Speaking のような教材はどちらでも使えます。
同じ問題集を何度か繰り返したりはしていますが、基本的にはできるだけ数をこなすことを目標に勉強しました。
スピーキングとライティングは英語の先生に見てもらいます。
日本にいた頃は Gaba を通じて個人レッスンを受けていました。
先生と会うときには、やはりスピーキングに重点を置くようにします。ライティングはメールを通じて行なったり、宿題で行なって添削内容の要点を聞く程度にします。
こと IELTS に関して言えば、ライティングは単語数の制限がきつかったです。
最初の頃は、沢山の単語を使う便利な言い回しは覚えておいて、必ず使うようにしていました。
例えば、「〜関して」という意味合いの言い回しは、使い勝手がいいので比較的どんな文章でも使うことができます。
Regarding 〜,
だと一単語ですが、
In terms of 〜,
だと三単語になりますし、
As far as 〜 is concerned,
だとそれだけで、五単語を使うことができます。
リスニングの強化
英会話する上で一番重視したいのがリスニングです。
とりあえず、相手が何を言っているかが分かりさえすれば、余裕が持てます。
リスニングは、とにかく数をこなした分だけ向上するので、可能な限り英語を聞く機会を増やすことを考えます。
外では MD プレイヤーで英会話の教材を聞いたり、家では NewsTalk ZB のオンライン放送を聞いたり、VOA を聞いたりしていました。
今だと podcast という便利なものがあるので、教材には困らないんじゃないでしょうか。
私はなんと言っても Mac 関連のニュースがやはり一番頭に入ってきやすいので、Macworld podcast [iTunes] を購読しています。
あと Apple Keynotes [iTunes] もかなりオススメです。動画として配信されていますが、普通に音声だけ聞いても十分です。まず動画で見て、あと音声で繰り返し聞くという感じでしょうか。
社内でのコミュニケーション
「メールを使う」のは有効です。
インプットとアウトプット双方にある程度時間をかけられるのがなんと言っても利点です。また、記録に残るという点も強み。
相手に口頭で確認したりした後も、メールを送ったり、社内で利用してるバグトラッキングシステムに記録を残すように心がけています。後で「そんなこと言っていない」とか余計なトラブルを回避するためにも有効な手段だと思います。
電子辞書は必須。私は PC 上では英辞郎を愛用しています。
会話の際には何かしら書く手段を用意しておくことが大事。ホワイトボードでもノートでも構いません。
発音が苦手でも書いて伝えることができますし、英語が怪しかったら、すかさずイメージで伝えることができます。
何ならその場でコーディングしちゃってもいい訳ですし。
そうそう、私の最大の強みは「プログラミング言語」という言葉を知っていることだったりします。
イメージで伝えるのはかなり有効な手段です。拙い英語でもイメージと組み合わせることで伝達能力が向上します。
そういう意味では、効果的な図を書く練習はしておいた方が得かもしれません。