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元喫煙者より

煙草を吸わなくなってから、3 年以上経ちました。

一般的には「禁煙をしている」ことになるんでしょうか。

私自身は禁煙をしているのではなく、元喫煙者という立場の人間になっただけと認識しています。

私の喫煙者としてのプロファイルを簡単に紹介しておくと……

吸っていた本数

一日に数本。大体 5 日ほどで一箱を空けるペースなので、ヘビースモーカーではありませんでした。

喫煙年数

10 年以上。

それまで何度か禁煙を試みたことはありました。個人的には、今でも「喫煙という習慣を止める」のはそれほど簡単なことではないと思っています。

禁煙セラピー」によると喫煙をやめるのはヘビースモーカーよりもむしろ私のようなライトスモーカーの方が難しい傾向にあるようです。

3 年ほど前に喫煙という習慣を断ち切れると確信して、もう煙草を吸うことはありませんが、今でも「煙草を身体が欲している状態」がどういう状態かは覚えています。

私が非喫煙者になったのは、「喫煙者を救え」というテキストとそこで紹介されていた「禁煙セラピー」がきっかけです。

こちらに来てから幾人かに「禁煙セラピー」を勧めてみたところ、私と同様、非喫煙者になることができた人もいました。もし喫煙という習慣を止めようと思っている方でしたら、是非とも目を通して頂きたい本だと思います。

ちなみに「禁煙セラピー」を読んだ上で、私が実際に意識したのは、鎖を断ち切れたという安堵感をイメージすることでした。

2009.03.30 追記

「煙草を吸っちゃ駄目だ」と思うのではなく、「煙草を (もう) 吸わなくていいんだ (吸う必要はないんだ)」と意識することにつながります。

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フィジョアの季節がやって来た

フィジョア (Feijoa) の季節になりました。

フェイジョアと書かれているところもありますが、私自身は「フィジョア」と言っていますので、これで通します。

ニュージーランドに来るまで見たことのないフルーツでしたが、日本でも全く手に入らない訳ではないようです。

また、栽培されている方もいっらしゃる様子。でも、アマゾンで苗木を売っているとは思いませんでしたが……。

自宅の庭にも植えていて、今年は少し収穫できそうな感じ。また、例年ご近所さんから、一人ではとても食べきれない量をいただいています。

[写真] 秋の味覚、フィジョア

ぱっと見は、葉っぱと同じような緑色の実で、食べ頃になると自然に落ちてきます。プラムなどの赤い実は、気を抜いていると鳥に食べられてしまいますが、フィジョアは葉っぱと同じような色をしているせいか、そのようなことがありません。

[写真] 食べ頃になると自然に落ちるフィジョア

半分に切って、スプーンで食べる食べ方が一般的でしょうか。

[写真] 半分に切ったフィジョアをスプーンですくって食べます

ゼリー状の部分と果肉の部分があって、果肉部分はやや粒々感があります。甘酸っぱくてすっきりした感じの味です。

フィジョアを食べて、夏時間 (day light saving) が終わると「あぁ、夏が終わる」という感じがします。

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戦うか、逃げるか

「戦う」か「逃げる」かなら、断然「逃げる」派な私です。

「日本の会社にどうなってほしいですか」という質問だったのだが、パネリストは「会社を変えようなどと思わないほうがいい。他人は自分の思うとおりには変わらない。自分のほうが合う環境を探して動いたほうがいい。」と答えた。私も同感。

戦うか、逃げるかの話、再び - Tech Mom from Silicon Valley

相手が「変わる」可能性もゼロではないと思いますが、アテのない「相手の変化」に対して一生懸命になるよりも、自分を変える方にエネルギーを注いだ方がはるかに効率的です。

中には相手が変わると頑に信じていて、(相手を) 説得することに一生懸命な人もいたりして、ちょっともったいないなと思う時も。

経験的に宗教に入り込んでいる人ほど、その傾向が強い気がしますが、それは余談。

この「自分がかわるしかない」ってのがすげぇ嫌いなんだけどわし

はてなブックマーク - 戦うか、逃げるかの話、再び - Tech Mom from Silicon Valley

「自分がかわるしかない」とは、私は思いませんが、先にも書いた通り、自分が変わる方がはるかに楽なことが圧倒的に多いのではないでしょうか。

ここでの「楽」というのは相対的な意味合いで使っています。「自分が変わる」ということ自体は、もちろんそんなに楽じゃありません。

ぶっちゃけて言えば、効率の問題。

「時間」は限りある資源なので、それを有効に使うには、やはり自分を変えることに注力した方がいい気がします。

他人を変えることなんてできない。まして、巨大な日本という国のエスタブリッシュメントの人々を変えることは不可能に近い。一人でも戦う力のある人や、みんなをまとめて戦うことができる人はともかく、そうでない人はやっぱり「逃げる」のがいいように思う。逃げるにもいろいろあって、別に海外脱出までしなくても、国内でも「よりよい環境」にみんながどんどん移れば、そちらにだんだん力が集まっていくはずだ。

戦うか、逃げるかの話、再び - Tech Mom from Silicon Valley

おそらくあえて「逃げる」というネガティブっぽい言葉を使っているのでしょう。個人的にもこの「逃げる」という感じがしっくりきます。

他の言い方をすれば「距離を置く」とか。自分の場を確立できる場所を確保するという感じでしょうか。

私もそうして「逃げた」口ですが、それによって得られたものは、とても大きいと思っています。

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続・褒めること

褒めることは大事。

「褒める」というのは「相手のありのままを受け入れる」ことに近いんじゃないかと、最近ふと思いました。

言い換えると、相手のありのままを受け入れることなしに褒める (褒め言葉で飾る) というのは、褒めているようで相手に要求していることになりかねない。

「条件付な」受け入れは、相手を伸ばすのではなく、むしろ足枷になってしまう可能性も考えられます。

その線引きは難しいし、正直なところ、私自身実践できている自信はありません。

でも、まず「相手のありのままを受け入れるということが大切である」ということを知っておく。

できている自信がないからこそ自分に言い聞かせて、徐々に自分のものにしていけたらと思ってます。

子どもの自信が年齢を重ねるにつれ失われていくのは、親が子を褒めなくなるからだと思う

子どもに自信を与える方法

ここでは褒める対象に子供だけを想定していますが、「親」自身が褒められていない、というのは考えられないでしょうか。

そうして見ると「親子」の問題じゃなくて、実は「夫婦」の問題だったりするのは、結構ありえそうな気がします。

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男子厨房に入る

定食屋の定番ごはん (オレンジページブックス―男子厨房に入る)

嫁さんが木曜日あたりから風邪気味なので、珍しく立て続けに食事当番をやっています。作った料理を記録しておく試み。

食事を作っていると余裕がまるでなくなるので、写真を撮り忘れました。明日もおそらく引き続き食事当番なので、忘れずに撮っておきたいところ。

レシピは、定食屋の定番ごはん (オレンジページブックス―男子厨房に入る)から。

反則的においしそうな写真が並ぶこの料理本ですが、ニュージーランドでは手に入れるのが難しそうな食材を使った料理があったりするので、全部は作れなさそう。

豚のしょうが焼き

木曜の夕飯。

お酒(1)・みりん(1)・砂糖(1/2)・しょうゆ(2)を調味料として使った豚のしょうが焼きで、甘めの味付けが特徴。「定食屋の定番ごはん」だとキャベツの千切りを添えるのですが、キャベツがなかったので、代わりに玉ねぎを一緒に炒める形で仕上げました。

にら玉

金曜の夕飯。

定食屋の定番ごはん」だと、にらと卵だけで味付けも塩・お酒・こしょうだけでかなりシンプルな感じ。これだけだと物足りなさそうなので、これにもやしを加えて、オイスターソースもいれました。ちょっと薄味仕上がりになっちゃいました。

パン

SANYO もちつきベーカリー SPM-MP3(W)

土曜の朝食。

週末はSANYO もちつきベーカリーでパンを焼くことが多いです。

小麦粉・ドライイースト・水・塩・砂糖・バターを必要な分だけいれてタイマーをセットしておけば、翌朝には焼きたてのパンが食べられます。

ツナパスタ

土曜の昼食。

玉ねぎとツナ缶 (オイル漬け) を炒めて、茹でたパスタと和えるだけ。今回は塩・こしょう・しょうゆで簡単に味付け。

これは「定食屋の定番ごはん」には載っていない料理です。

牛肉とにんにくの焼きめし・ほうれん草のごまあえ

土曜の夕飯。

にんにくをかりっと炒めて、牛肉・ねぎ・ご飯を炒めてあわせます。お酒(1)・塩(少々)・しょうゆ(1)で味付け。ちょっとだけご飯がべちゃっとした感じなった気もしましたが、全体的にはうまくできたと自画自賛。

ほうれん草のごまあえは、うちでは比較的定番なメニューです。すでにすってあるすりゴマを使うので、茹でたほうれん草を和えるだけでお手軽です。

明日、食事を作ったら、追加するかもしれません。

2009.03.22 追記。日曜も食事当番を担当したので、追加しておきます。

焼きそば

日曜の昼食。

[写真]焼きそば

  • 通菜 (1 束)
  • もやし (二握り程度)
  • にんじん (1 本)
  • ニンニク (3 かけ)
  • 牛肉 (40 - 50g)
  • サラダ油 (大さじ 1 - 1.5)
  • 塩 (少々)
  • こしょう (少々)
  • お酒 (大さじ 0.5)
  • オイスターソース (大さじ 2-3)
  • 油麺 (生麺 500g)

「通菜」は、茎の部分がしゃっきりした歯ごたえのある中国野菜です。日本ではあまり馴染みのある野菜ではないかもしれません。炒めて食べるとおいしいです。

これは「定食屋の定番ごはん」には載っていない料理です。

牛丼もどき・ニラと卵のみそ汁

日曜の夕飯。

[写真]牛丼というよりタマネギ丼……

定食屋の定番ごはん」を参考にして作ったのですが、思ったより牛肉の残りが少なくて「牛丼」というより「タマネギ丼」になってしまいました。

「これ、牛丼のつもりなんだけど……」と言ったら、嫁さんから「うそ〜!」とのコメント。

元の「定食屋の定番ごはん」でもややタマネギが主張している感じはしたのですが、肉の量が少ないことですっかり「牛丼らしさ」がなくなってしまいました。とほほ。

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アイコンの効用

グラフィカルなユーザーインタフェースでは、コンピュータに限らず、アイコンが重要な役割を果たすことは言うまでもないでしょう。

アイコンは「絵」という形で、対象、状態や動作を抽象化します。文字に頼らないので、ユニバーサルデザインにも繋がります。

「アイコン」をインタフェースに利用するのは、何もコンピュータやゲームだけに限りません。道路の標識も一種のアイコンと言えますし、多くの家電でも多用されています。

公衆トイレに利用されるシンボルなども「アイコン」と言ってもよいでしょう。

実装面では、文字に頼らないことから (翻訳の必要性が抑えられることで) 多言語対応が容易になったり、限られたスペースでデザイン (レイアウト) を崩すことなく表現できるという点で、やはり重要です。

ただ、「アイコン」=「分かりやすい」という訳ではありません。むしろ余計に難解になってしまう可能性もあります。

実例 1 : オーブン

[図] オーブンパネル

うちにあるオーブンのフロントパネルは、アイコンを多用しています。それぞれのアイコンがどういう意味を持っているか分かるでしょうか。

実例 2 : 食器洗い機

[図] 食器洗い機パネル

同じくうちにある食器洗い機のフロントパネルです。

中央にある数字付きのアイコンには、それぞれのアイコンの下部に文字も併記されています。もしこの文字がなかったら、それぞれのアイコンがどんな機能を示すか分かるでしょうか。

また、左側にもアイコンが並んでいます。それぞれのアイコンの意味が分かるでしょうか。

実例 3 : お天気アイコン in Yahoo! Weather

[図] Yahoo! Weather ウィジット

こちらはたまたま見かけた Yahoo! Weather という Yahoo!ウィジットのウィンドウです。

中央下部に見えるアイコン、私は (ニュージーランドはちょうど秋口というのもあって)「紅葉の到来」を示すアイコンだとばっかり……。もっとも「紅葉の到来」は「天気」じゃないんですが。

内容によって「アイコン」という形で抽象化しづらい場合もあります。そういう場合は、文字を併記して、アイコンは視覚的アクセントとして利用すると割り切った方がいいのかもしれません。

蛇足ですが、日本語は文字列の長さに対してかなり柔軟な言語という印象を持っています。

例えば、「テンプレート」という言葉に対して、「ひな形」や「雛形」という形で短い単語に置き換えることができるように、長さを調節可能な単語を見つけやすい印象があります。

一方、英語やフランス語などはひとつひとつの単語に対しての柔軟性があまりない印象があって、例えば、ソフトウェアのインタフェースに利用されているテキスト群を翻訳して適用したときに、元のデザインを維持するのは結構「手間」がかかります。

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リノベーションは楽じゃない

いつの間にやら年末で 2008 年も残すところ、あと 1 日だけになっていましました。

私自身はちっとも年末って感じじゃなかったりします。今年ほど「年末感のない」年も珍しいじゃないかってぐらい。

理由は明白。今、自宅の改築 (リノベーション) 真っ最中だからです。

リノベーション真っ最中

今月始め、待たされ続けた市からの改築許可 (ビルディングコンセント) から下りてからというもの、怒濤の勢いで改築作業が進んでいます。

私も嫁さんも連日のように改築作業を行っていて、体育会系部活の合宿の様相を呈してきています。毎日筋肉痛で、朝起きぬけが気だるい感じ。

古い壁を壊して新しい壁を作るような大きい作業は大工さんが行いますが、

  • 壁紙剥がし・カーペット剥がし・古いペンキ剥がしなどの剥がし系作業
  • プラスター (しっくい) ・フィラー (目止め) や下地ペンキなどの下地作り系作業
  • 壁・床・窓枠など剥がした後や下地の後を整えるやすり系作業
  • オーバーコート・床オイルなどの仕上げ塗り系作業

などの諸作業は自分たちで行います。Let's DIY!

上記作業の他、その日の作業に従って発生する、物の移動・後片付け・ゴミ出しなど、自分たちでできる範囲の作業は自分たちで行う覚悟で取り組みます。

前者 3 つの作業は、最後の作業の「準備」に当たります。時間的には、8 割以上準備という印象があったりします。

最後の仕上げ塗り系の作業は、労力の割りに変化が大きく、満足度も高いんですが、それもこれもそれまでやった準備の蓄積があったからだと思いたい。

ホッチキス抜き

剥がし系作業の中でも地味〜な作業に「ホッチキス抜き」というのがあります。

日常生活で役に立つとは思えませんが、ここで紹介しておきましょう。

カーペットって剥がしたことありますか?

日本の一般的な住居ではどうなっているのか分からないのですが、私の家では、カーペットの下にアンダーレイと呼ばれるスポンジみたいなものが敷いてありました。

自宅は築 50 年以上にもなる古い家で、剥がしたカーペットがいつ頃から敷いてあったのか分かりません。とりあえず、10 年以上は経っていたでしょう。カーペットとアンダーレイの汚れっぷりといったらもう……。

そのアンダーレイはホッチキスみたいなもので床に打ち付けてあったのですが、なにぶんスポンジみたいなものなので、針のほとんどはそのまま床に残ってしまいます。

「コ」の字が反時計回りに 90 度回転したような形で床に刺さっている「針」を抜くわけですが、中には経年劣化して、千切れてしまうやつも。

千切れたやつはまさに針のように尖っていて危険ですから、抜いてしまうか、打ち込んでしまうかして表面に残らないようにする必要があります。床は後でやすりなどで削るので、できれば抜いてしまいたい。

[写真]千切れて残ってしまった針

分かりますか?赤い四角で囲った部分 (とその下の部分) に千切れて残ってしまった針があります。

大きさ比較用に「爪楊枝」を置いています。どんだけ小さいか分かるでしょうか。

[写真]針の部分をズームアップ

拡大して分かるかどうか微妙ですが、該当部分を等倍で表示 (真ん中)。……それでも分からないと思うので、針の部分を赤く表示してもいます (右下)。

[写真]ペンチでわずかに出ている部分を掴む

この微妙に出た部分をペンチで掴んで……

[写真]てこの原理で抜く

てこの要領でえいやっと引き抜きます。うまくいけば、この通り。

[写真]抜けた針

床からはみ出ていたのは、先っぽの銀色になっている部分だけ (ペンチで掴んで引っ張ったので、さびが取れて銀色に見えます)。

ほとんどの部分は床に刺さっているのが分かると思います。

これだけ刺さってしまっているので、うまく抜けず先っぽが切れてしまう場合もあります。その時は諦めて打ち込んでしまいます。

定点観測

今回のリノベーションが終了した暁にも再登場すると思いますが、とりあえず、年が明ける前に今年の作業分を振り返ってみましょう。

[写真]自宅改築・定点観測 2008/12/11 作業前

本格的作業が始まる前の段階です。

すでにカーペット剥がしは終わっているのが分かると思います。

[写真]自宅改築・定点観測 2008/12/11

ばばーんと 1 日で壁がなくなりました。

ちなみに左側 (青い壁が見える部屋) は、小さめのベッドルームでした。

右側はサンルーム。うちではダイニングとして利用していました。北角に位置し、家の中でもっとも日当たりの良い部屋です。

[写真]自宅改築・定点観測 2008/12/18

一週間後。

電気の配線を引き回すため、壁のいたるところにぼこぼこ穴が開いているのが分かるでしょうか。天井からも裸電球がぶら下がっています。

[写真]自宅改築・定点観測 2008/12/23

開始から 10 日後。

元ベッドルームの窓が小さくなりました。

市からの建物査察 (ビルディングインスペクション) のため、天井の一部が開いています。

[写真]自宅改築・定点観測 2008/12/24

クリスマスイブの様子。

天井も塞がれて、一部ペンキも塗っています。床から水道管と下水のための配管が出ています。

[写真]自宅改築・定点観測 2008/12/25

クリスマスの様子。

大工さんの作業前は、道具などが自宅内に置かれるため、このような状況に。

ちなみにクリスマス当日も作業を行ったんですが、市からノイズコントロール (雑音規制) によるクレームが来たため、作業は中断。

[写真]自宅改築・定点観測 2008/12/26

クリスマス翌日。

ノイズの大きな作業はできないため、主にプラスター・下地ペンキなどの下地作り系作業を細々と。

[写真]自宅改築・定点観測 2008/12/28

2 回目のオーバーコート (仕上げ塗り) を塗り終わり、一段落。

写真だとクリスマス翌日のものと大差ない感じかもしれませんが、実際の印象はまるで違います。

[写真]自宅改築・定点観測 2008/12/29 作業前

床を大きなフロアサンダー (床用電動やすり) で削る当日。

作業前にビニールなどでカバーをしておきます。床を見ると壁があった場所が一目瞭然です。

[写真]自宅改築・定点観測 2008/12/29

作業後。

一気に「それ」っぽくなった感じじゃないですか。

本格的に改築工事が始まってからしばらくずっと家の中でも靴を履く生活が続いていましたが、ここに来てようやく裸足で歩けるように……。

[写真]自宅改築・定点観測 2008/12/30

そして、今日。

未完成ながら、キッチンがほぼ最終的な位置に収まりました。

シンクも仮付けながら利用できるので、ぐっと過ごしやすくなります。

まだまだ完成には至りませんが、ほぼこの状態で年を越すことになりそうです。

皆様、よいお年を。

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出身地分布図

会社で各自の出身地を世界地図にマークしていくという企画 (?) をやっています。

[写真] 出身地分布

さすがにニュージーランドだけは別紙になっています。

全員がマークしたわけではありませんし、あくまでも自己申告で、中にはふざけて関係ない国にフラグを立てている人もいるので、参考程度に。

こうして見ると、アジア人の割合、高いですね。ちなみに日本に一本だけ立てているのが私です。

この分布を見ても、英語ネイティブスピーカーじゃない人も結構いることが分かるかと思います。

「お隣」であるオーストラリアの人が案外少ないのが、ちょっと意外でしょうか。

意外と言えば、ロシアの人がいないのもちょっと意外かもしれません。英会話クラスとかに行くと、それなりの頻度で見かけるのですが。

一度、ロシア人技術者と面接したこともありますし、人材としていない訳ではないと思うので、たまたま現在、いないだけかもしれません。

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Re: 日本人の有給休暇消化率

ニュージーランドの現地企業で働くようになって、ほぼ 5 年。日本での勤続期間とほぼ同じだけ働いてきたことになります。

以前にもちらっと触れましたが、休暇については、日本とは異なる印象を持っています。

日本人が1年間に取得できる有給休暇の平均日数は16日。これは最も多く付与されるフランスの37日に比べると半分以下で、アメリカの15日に次いで2番目に少ない日数だった。

日本人の有給休暇消化率は最低 - 欧米主要8カ国との比較調査で | ライフ | マイコミジャーナル

ニュージーランドでは、法律によって、年次有給休暇は年間 20 日 (以上) と決まっています。うちの会社も年間で 20 日の有給休暇を取得できます。

また、うちの会社では、有給休暇とは別に「有休病欠」があります。

私の明細によると現在大体 1 週間近く病欠しても有給扱いになります。病欠は本人以外の家族の病気でも使うことができます。

年俸制なので、残業手当のような給与面での付加的なものは基本的にありません。ただし、休出については、重大なプロジェクトがある場合、代休についてボーナスがあります (1 日の休出に対して 1.5 日分の代休がもらえる)。

ちなみに、うちの会社では休出するともれなく昼食がついてきます。

個人差があるとは思うので、必ずしも「そうだ」とは言い切れないのですが、こちらでは皆普通に休暇を利用している印象を持っています。

最近は分かりませんが、以前には、年次有給休暇以上の休暇を取っている人も見かけました。つまり、無給休暇です。

長期の休暇 (4 週間とか) を取る人も結構います。私もこれまで 2 回ほど一ヶ月の長期休暇を取っています。

日本で働いていたときは、新婚旅行の 2 週間が最長で、5 年間の勤続で年次有休を使い切ることは結局一度もできませんでした。

有給休暇を (欧米に比べて) あまり取らない理由が興味深くて、

日本人が有給休暇をあまり取得できていない理由としては、40%の人が「仕事が忙しく休暇をとっている暇がない」と回答。次いで「もしもの病気や急用などのために、休暇を残しておきたいから」(34%)、「上司や同僚があまり休暇を取っていないため、取りづらい雰囲気だから」(24%)などと続いた。「特に休暇をとる必要を感じない」(20%)という、いかにも仕事人間らしい回答も挙げられた。

日本人の有給休暇消化率は最低 - 欧米主要8カ国との比較調査で | ライフ | マイコミジャーナル

雰囲気て……。

記事の表にある「上司や同僚が休暇を取ることを快く思っていないように感じる」もなんだかなぁ。それはつまり「他の人が休暇を取ることを快く思っていない」って、その人自身が思っているってことでしょう?

私も日本で勤めていた頃は、年次有休を使い切れなかったんですが、回答としては「仕事が忙しい」が当てはまるんでしょうか (「もしものために」という理由も分かりますし、自分もそういう認識があった気がします)。

ただ、私が日本で勤めていた会社では、そもそも基本的に平日の残業・土日出勤などなしで回るような仕事量じゃなかった印象があります。

[2008.08.31 14:30 追記] 思い返してみたら、「休暇をとってもすることが特になかった」というのもあったかもしれません。特に嫁さんと付き合う前などは。「休暇の取り方」に関しては日本にいたときよりもうまくなっているような気がします。

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オークランドでのプチオフ

2008 年も半分が終わり、あっという間に 3 週間経ってしました。

今月の初め頃、恍惚のほし ★ならびに恍惚のほし★voibloだ JAPAN!? を運営されている ryo-n さんとお会いしました

ryo-n さんは、お仕事でニュージーランドにいらっしゃったのですが、当初、オークランドへ来る予定はないご様子でした。

南島の方に訪問されていて、日本とニュージーランドという距離からすれば、劇的に近い状況でしたが、それでも「東京 - 福岡」ぐらいの距離があります。近くだから会いましょうという距離ではありません。

ところが、悪天候の影響で急遽予定を変更して、オークランドに寄ってからご帰国されるということに……。自宅から車で 15 分もしない場所に宿泊されるとのことで、短い時間ではありましたが、会ってお話ししてきました。

ネット関連で知り合った方とニュージーランドでお会いするのは初めてで、なかなか新鮮な感覚。

ryo-n さんと言えば、恍惚のほし★voibloだ JAPAN!? の前の podcast 、恍惚のほし ★voibloだで「アリゾナ」在住という印象が深く残っています。

911 の影響や保険の話などアメリカならではの話もあったり、TOEIC の点数が低くても海外での英会話は問題ないとか、「日本食材」を求めて買い出しというような同じような苦労話もあったり……。短い時間ではありましたが、濃い時間を過ごすことができたと思います。

(今は日本ですが) ryon-n さんはアリゾナにいらっしゃって、私はニュージーランドにいて、普通では接点のないあろう人々とこうして会って、すっと楽しくお話できるのは不思議な感覚です。ネットの不思議な力を体感している感じがします。

恍惚のほし★voibloだ JAPAN!? : Vol.024 ★気がつけば、夏」では、ご紹介いただき、ありがとうございます。

この podcast の中で「独力で」と仰ってくださいましたが、私自身は謙遜でもなんでもなく、全然「独力」ではないと思っています。

まず、何より嫁さんの協力なしでは、今の私はありえません。娘からもいつもいっぱい力を分けてもらっています。

ニュージーランドに模範としているような家族がいます。親友と言えるのが誇りに思えるような素晴らしい人たちで、彼らにも本当にお世話になっています。他にも多くの人に助けてもらっていてます。

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